マイ・ブラザー

若手実力派3人を集めたジム・シェリダン監督によるヒューマン・ドラマ。DVD借りてきた。
優秀な軍人の兄サムと、ムショ帰りのダメ弟トミーのケイヒル兄弟。サムはアフガニスタンで死亡し、残された妻グレースと二人の娘の面倒を、トミーが見るようになる。急接近するトミーとグレースの元に、死んだはずのサムが帰還する。捕虜になってる間に地獄を見たサムは人間が変わってしまい、トミーとグレースの仲を疑う。話せない秘密と燃え盛る嫉妬を胸に、サムは暴れだす。

…っていう大まかなストーリーは、予告編で見ちゃってるのよね。だから予告編の出来は本当に素晴らしい。プロが選ぶ2010年の予告編第3位らしいし(「ビーバップ・ハイヒール」情報)。

ただ、予告編以上のものがあったかというと、そうでもない。なので、すごくいい映画なんだけど、思ったほど感動はしなかった。予告で見せすぎるのも考えものだね。

3人の中で一番役者魂を見せたのは、サムを演じたトビー・マクガイアだ。最初は家族思いの優しいパパだったのに、戦場でどんどん痩せてしまい、帰ってきたときには「マシニスト」のクリスチャン・ベールも真っ青のコケ顔に。妻の正直な告白にも耳を貸さない偏執狂ぶりは凄まじかった。

一方、初めは厄介者なのに、徐々にいい人になっていく儲け役のジェイク・ギレンホール。彼の力量からすれば、この程度の役柄はお手のものだろう。受けの演技も難しいから、役不足とは言わないけどね。

良妻賢母を演じるナタリー・ポートマンは、自然な感じでハマっていました。寂しさ余って義理の弟とキスしちゃうけど、それ以上進まずに自制心を働かせるのが、彼女らしいところかな。

ケイヒル家の二人の娘もかわいかったなあ。特にお姉ちゃんの方は演技も絶品。戦地へ赴くパパにむくれる表情も、別人となって帰ってきたパパに怯える表情も、もう大人顔負け。彼女が食卓で爆弾発言かます場面は、真に迫っていて圧巻のひとことだ。すごい子役だわ、この子は。

発砲騒ぎを起こして逮捕され、病院送りとなってしまったサム。グレースの深い愛情の前に、戦場で部下を殺してしまったことを告白する。重いんだけど救いのあるラストだった。元ネタの「ある愛の風景」は未見なので、こちらもいずれ観ておかなければ。

そのとおりと思ったら、ポチッ!

Comment

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://creview.blog67.fc2.com/tb.php/955-045b1692

«  | HOME |  »

タイトル一覧/記事検索


最新記事


記事ランキング

アクセス解析


最新トラックバック


最新コメント


カテゴリ


プロフィール

Tao

Author:Tao
性別:♂
子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


リンク



【BDもDVDもBOXで!】


【あの映画をお手元に!】