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アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち

映画の宣伝に使われているダスティン・ホフマンのコメントに惹きつけられた。「この映画を観るまでヘヴィメタが大嫌いだった。しかしこれは、今まで観たなかでもっとも心が揺さぶられた映画だ!」。オレもヘヴィメタに興味ゼロで、いつもならスルーするジャンルなのだが、評判いいようなのでDVD借りてきた。
1984年に日本で行われたロック・フェスから映画はスタートする。錚々たるバンドが名前を連ねる中、その2年前にアルバムを出したアンヴィルも、激しいステージで観客を熱狂させていた。

その時の勢いはすぐに失速してしまったらしく、あれから四半世紀が経った現在、ボーカルのリップスは給食の配達、ドラマーのロブは解体工事で生計を立てている。地元の飲み屋で演る時はかなり盛り上がるけど、それ以上のものはなく、アンヴィルとしての収入はゼロ。髪は薄くなり、顔の皮膚はたれ下がり、外見は年相応のおっさんたちだ。

でも栄枯盛衰の激しいこの業界で、30年もの間解散もせずにバンドを続けるのは至難の業だ。売れてる売れてないは別として、このアンヴィルはそこがすごい。リップスとロブの奇跡の友情の成せる業か。

そんな彼らの間にも、ひびが入ることがある。13枚目のアルバム製作中に、二人の仲がこじれてよじれて大変なことに。ロブはスタジオを出て行ってしまい、リップスは新たなドラマーを探すと言い出す始末。いい大人なんだから仲良くやれよと言いたくなるが、その後リップスが謝罪し元鞘に戻って一件落着。二人の絆はさらに深まったりして、夫婦喧嘩みたいなもんなのかな。もう勝手にやっててください(笑)。

せっかくの自信作がメジャーレコード会社に拒否されて落ち込んでいる時に、別の光が彼らを照らす。アルバムを聴いた日本のプロモーターが、彼らを日本のフェスに招いたのだ。四半世紀ぶりに日本の地を踏むアンヴィル。しかし出番がしょっぱなで、客の入りが心配になる。もし2万人のキャパがスカスカだったら…。

しかしそんな心配は不要でしたな。幕が開けば満員御礼。若者たちが50過ぎのオヤジバンドを、熱狂的に迎えてくれるじゃないの。あれはジーンときた。日本のファンは温かいね。同胞として誇らしいクライマックスでした。

しかしまあ、よくあの年になるまで夢を捨てずにやってきたもんだね。タイトル通り、きっと諦めが悪いんでしょう(笑)。でも、夢を見続けるのも一種の能力。夢は実現した瞬間に輝きを失うというから、いつも追いかけている彼らは、ある意味幸せなのかも。

本当にえらいのは、彼らの家族だ。愛想尽かして冷ややかな目線をおくる人もいる一方で、自分の夢を重ねる奥さんや、大金を貸してくれるお姉さんもいる。家族あってのアンヴィルなのね。

その後彼らは、14枚目のアルバムをリリースしたようだ。ツアーもやってるみたいで、公式サイトを見ると今月は2本入ってる。今でも懸命にバンドを続けてる姿が目に浮かぶね。

どんな辛い状況でも、夢を見失わずに追い続ける姿勢には、全然関係のないオレも勇気と元気をもらいました。やりたいことをやって生きていける日を目指して、オレも今をがんばろうっと。

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Author:Tao
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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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