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ミッドナイト・ミート・トレイン

クライヴ・バーカーの代表作を北村龍平が監督した日本未公開作品。DVD借りてきた。
原作が発表されたのが1984年で、日本で紹介されたのは1987年。巧みな言葉で同業者を褒めまくるスティーヴン・キングの絶賛に惹かれて文庫を買ったっけ。表紙からしておどろおどろしく、中身はまさに「読むスプラッタ」。あまりの凄惨さに気持ち悪くなりながら読んだ記憶がある。血や肉や体液のオンパレードに、1冊読むともうおなかいっぱい。なのでこの「血の本」シリーズ、2冊目以降は読んでないのよね。それだけ衝撃的だったってこと。

1985年の英国幻想文学賞を授賞した有名な本なのに、今まで映画化されなかったのが不思議。やはり壮絶スプラッタ描写に、製作陣が二の足を踏んでしまったのか。

あれから四半世紀が過ぎ、バーカー本人の製作によりついに映像化。しかも監督は日本人。なんでこれが未公開でDVDスルーしちゃったのか。しかも完成から3年も経って。なんか裏事情がありそうだ。

本国での興行収入を調べてみたら、なんとたったの8万ドル。え?8万ドル? ケタの間違いじゃないかと思った。どうやら2週間で上映終了したらしい。海外での収益を加えても350万ドルというから、制作費1500万ドルは全然回収できてないよね。こりゃひどい。北村監督、ハリウッド進出第1作で大コケしちゃったみたい。

ただ、主演は「ハングオーバー!」シリーズや「特攻野郎Aチーム」で人気急上昇中のイケメン、ブラッドリー・クーパーだし、不気味な地下鉄殺人鬼を演じるのはヴィニー・ジョーンズだ。なかなか期待させるキャストじゃないの。

蓋を開けてみると、血みどろ場面は多いものの、「ブレインデッド」ほどではない。逆に、登場人物が丁寧に描かれていたり、スリラー演出がバシバシ決まっていたり、あまり期待していなかった映画本来の要素がしっかりしていた。サスペンスホラーとしてはよくできてるよ。レオンVSマホガニーの死闘シーンでは、失踪する地下鉄の中なのに、カメラが出たり入ったりぐ~るぐるのトリッキー撮影をかまして、監督らしさもアピールしてたし。

原作のお話はすっかり忘れてしまってるので、映画の先読みは不可能。でも、最後はなんとなく読めた。地下の闇の中でうごめく別世界の種族のために、人肉確保の任務を引き継ぐレオン。ヘアスタイルまで前任者と合わせるぐらい、すっかり洗脳されちゃってたね。ドヨ~ンなラストでした。

毎晩毎晩あんなに人が失踪したら、いい加減バレそうなもんだけど、あの女性刑事が全部抑えてるのかな。いやいや無理でしょう。他の警察関係者や、もしかしたらマスコミや政治権力者の中にもこの事実を知っている人がいて、事件を大きくしないよう暗躍してんだろうな。

だったらあのモンスターズ、全滅させちゃった方が早いような気がするんだけど。先祖様を大事にするのは、墓参りで十分ですから。

<おまけ>
懐かしのブルック・シールズが画商役で出演。鑑賞中は「もしかしてブルック?」と思ったけど、どうも自信がなかった。老化というより、顔変わってないかな。もしや整形? だとしたら成功とは言いがたいな。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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