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GAMER ゲーマー

アドレナリン」の監督による近未来SFアクション。この類のジャンルは好きなので、BD借りてきた。
人間が他人の意のままに操られる話といえば、昔読んだダン・シモンズの「殺戮のチェスゲーム」が思い浮かぶ。あっちはマインド・ヴァンパイアなる化け物が登場するホラーだったが、本作はケン・キャッスルなる歪んだ天才が開発したナノ細胞によって、人間を遠隔操作できるという設定だ。ゲームに参加するのは、ニンジンを目の前にぶら下げられた死刑囚たち。もうすぐ無罪放免の条件をクリアしそうで、視聴者からは英雄視されている男ケーブル、本名ジョン・ティルマンが主人公だ。

こんな道徳も倫理もないテクノロジーが認められるわけがないと思うが、そこはエンタテインメント。ネヴェルダインとテイラーのコンビ監督が考えたのなら、乗っかって面白がった方が絶対にいい。

殺し合いのゲーム「スレイヤーズ」よりも、「セカンドライフ」の人間版「ソサエティ」の方が、オレは不快だった。

女優を名乗るティルマンの奥さんがソサエティで他人に操られる場面。彼女を好きに動かすのが汗だくの百貫デブで、まあそいつのキモさったらない。しかし、人間を操ってもいいという社会なら、それをやりたいと思うヤツが現れても不思議ではない。逆に、生活のためとはいえ、操られる立場を選ぶ人間がいることの方が理解できないし、気持ち悪い。あの中にいる間は、人間をやめているのと同じなんだから。

「セカンドライフ」自体、数年前に話題になって、その後どうなってるのか耳にしないが、ああいうのは仮想世界の中だけにしておいた方がいい。劇中では、「ソサエティ」に逃げこんだティルマンを殺すために、キャッスルの部隊がバンバン発砲して何人も死んでたしね。あの時点でキャッスルは有罪でしょう。

全編出ずっぱりのジェラルド・バトラーはともかく、脇役で登場したジョン・レグイザモやアリソン・ローマンなどは、もっと活躍するかと期待したら、意外に出番が少なくて驚いた。一方、キャッスル役のマイケル・C・ホールや、ケーブルを操作する17歳を演じたローガン・ラーマンは、見せ場も多く儲け役だった。キーラ・セジウィックは久しぶりに観たなあ。だいぶ老けましたな。

奥さん役のアンバー・ヴァレッタは、出演作はいくつか観てるのだがあまり印象に残っていない。この役はオーディションで手に入れたらしい。確かにきれいだとは思うが、「ソサエティ」でああいう格好するにはちょっときついわ。もう少し若い女優を合格させた方がよかったんじゃないかと。

アドレナリン」のような笑いはないけど、荒唐無稽が暴走するスピード感は健在だった。なかなか面白いものを見せてもらった。この二人組監督にはこれからも注目していこう。

<おまけ>
このBDは特典映像が満載。よくある音声解説もこの監督らには物足りないらしく、本編に直接割り込んできて映像を止めたり、メイキング映像を挟み込んだり、もうやりたい放題だ。映画自体は1時間半なのに、こっちは2時間を超えると言う本末転倒ぶり。長すぎて観るのを断念した。

これ以外に、主要キャストやメインスタッフ一人一人の人柄や仕事ぶりに触れるメイキングも収録されていて、こっちも約70分の大作だ。話し好きな監督が二人もいると、こうなってしまうらしい。

このメイキングのエンドクレジットの後に、ものすごい映像が差し込まれていた。なんと主役のバトラーがズボン下ろしてケツ丸出しになるのだ。両方の尻っぺたに描かれていたのは二人の監督の顔。びっくりです。監督もまんざらじゃなさそう。ある意味、本編より度肝を抜かれたわ。劇場で観た人も、必見の映像です。BD借りてこよう。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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