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スカイライン 征服

でかい宇宙船が大都市を攻撃する予告編に、大のSF好きがワクワクしないわけがない。本当は公開初日の昨日観るはずだったが、家を出る直前に宇宙人ではなく偏頭痛に襲われ、やむなく今日に延期した。レイトで観てきた。
大掛かりな地球侵略を描いた映画としてすぐに思い浮かぶのは「インデペンデンス・デイ」とスピルバーグの「宇宙戦争」。どっちも賛否両論な映画だけど、自分はどっちもお気に入り。このジャンルであそこまで見せてくれれば、根が単純なもので、もう言うことなし。

だから本作も、疑うことなく期待した。だって、映像があんなにスゴいんだよ。面白くないわけないよ。

…あれ?何だろう、この未消化感は。絶対大丈夫と思って観始めたはずなのに、観終わってみるとあまり盛り上がらずに2時間過ごしてしまった。

確かにVFXはものすごい。本作の監督、ストラウス兄弟が設立した「ハイドラックス」が総力挙げて作り出した映像だ。俯瞰でもアップでも、ゆっくりでもハイスピードでも、弱いとこなんかひとつもない迫力とリアリティ。セレブの住むペントハウスから見た宇宙戦争って、まさにこんな感じなんだろうね。絶賛に値する映像、それは認めます。

光線を見つめ続けると吸引されちゃったり、エイリアンの狙いは脳から脊髄にかけてだったり、一度やっつけたと思ってもまた襲ってきたり、考えたなと思えるアイディアもいくつかある。ラストの展開はちょっとついていけないものがあるが、それくらい斬新ということだ。

でも、やっぱり盛り上がってないのよ。本作に足りないもの、それはカタルシスだ。

この映画のコピーにある通り、本作には愛も英雄も存在しない。「現実の世界で、戦う術を持たないごく普通の人間の前に、圧倒的な力を持つ“なにか”が襲いかかった時、絶望的な極限状況の中、人は何を考え、そして何が起こるのか?(チラシより抜粋)」という切り口はいいのだけど、結果彼らは全員死ぬか捕まるかのどっちか。一矢報いる場面はあるものの、向こうにしてみればかすり傷程度で、結局敵は倒せないのだ。

それがリアリティと言われればそれまでだが、映画らしい感動は得られない。やっぱりこういう類の映画には、敵を倒す快感が必要なのよ。100%感情移入できるヒーローが必要なのよ。ただやられるだけの話って、観たいかい?

主役のジャロッドは、他人の荷物は降ろしてあげるけど、彼女の妊娠には平気で「クソッ」と口走る微妙なヤツ。危ないってわかってるのに執拗に海に逃げたがるのもよくわからない。こんな男を応援できませんよ、残念ながら。クライマックスこそ頑張るけど、最後は抵抗むなしく吸引されちゃう。

彼が超人的な活躍をするか、限定空間という設定そのものを見直すか、どっちかしないとダメだ。いくら映像が素晴らしくても、映画としては満足できない。ホンを書いたのはまだ20代の若造らしいが、脚本家の力量の問題なのかもしれない。

その脚本家が準備中の作品として本作のパート2がある、と公式サイトに掲載されていた。確かによくわからないラストだったが、あれは続編含みだったのか。

脳を変な生物に移植されたジャロッドは、泣き叫ぶエレインを助けるべく、他の不気味なクリーチャーと対峙する。パート2こそは、化け物ジャロッドがエレインを守り抜く献身的なストーリーになるのかもしれない。ならばちょっとは期待できるかな。本作はあくまで前編ということなら、あまりこきおろさないでおこう。次は頼むよ。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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