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小川の辺

藤沢周平作品の映画化。山形県先行公開、東山紀之の舞台挨拶つきということで、事前予約の上観てきた。
原作が短編なので、ストーリー自体は複雑ではない。消えた妹田鶴の旦那を討てとの藩命を受け、奉公人の新造と共に旅に出る朔之助。妹夫婦を探し当てた末、田鶴のいぬ間に相手を斬るが、帰り際に田鶴に出くわしてしまう。手向かってくる田鶴を一喝し、後は新造に託して朔之助は去る。

話にしてしまえばこれだけだが、これを30分でまとめられては風情がない。庄内地方の豊かな自然をたっぷりと映し出し、回想シーンや朔之助たちを待つ家族の姿も織り込んで、急がずあせらずゆったりと進む2時間。しっかりと満喫させてもらいました。これは話を追う映画ではない。浸る映画だ。感想は短めでいいや。

「山桜」に続いて藤沢作品2本目となる東。彼の誠実でストイックなイメージは、藤沢ワールドの主人公にぴったりだ。いつも穏やかで冷静沈着だが、一度刀を抜くと剣豪ぶりを発揮する。家族への愛情にあふれた頼れる男。まさに東って感じよね。今後もぜひ別の作品にチャレンジしてほしいもんです。

一方、田鶴を演じた菊地凛子は、個人的に好きなタイプじゃないのでイマイチ。あれで憎悪に歪んだ顔で歯向かってこられると、ちょっと同情はできません。正直怖いです。あれは美人の部類じゃないよね。まあ、海外マーケットには彼女のネームヴァリューが効くと思うので、そういう意味でのキャスティングかな。違う女優だったら、もう少しのめりこめたでしょう。

朔之助を慕い、田鶴に密かな思いを寄せる新造。勝地涼の初々しさが見事に合っていてハマリ役でした。ただ、菊地凛子に惚れるところで共感できないので、そこだけ残念。彼のせいではないんだけども。

映画終了後、お待ちかねの舞台挨拶となった。てっきり東と監督だけだと思っていたのだが、なんと藤竜也と松原千恵子も登場。これには驚いた。藤竜也はサングラスに皮ジャン、松原千恵子は着物姿。

特段東のファンでもないもんで、周りの観客よりも温度低めだったのが、藤竜也の登場で俄然テンションが上がってしまった。だってオレの邦画ベストには常に「友よ、静かに瞑れ」が上位を争うし、TVドラマでは「大追跡」が外せない。昔ハマったもんよ、「オットー!」にね。

その彼が生で観られるなんて、思いもよらぬ展開だ。ああ、ありがたやありがたや。一人一言の挨拶では、「麦切りを食べた」と、映画と関係ないことばかり話して笑いを取ってました。うーん、カッコいい。

その後は観客との一問一答コーナーに。舞台挨拶でこういうのは珍しいんだと、東が言ってた。興奮した東ファンが緊張気味に繰り出す質問に、笑いを交えながら答える東。さすがエンタテイナーだ。彼の好感度は間違いなくアップしました。

昨日は山形市内で20箇所の舞台挨拶をして、東は奥さんの妊娠も発表したとニュースに出ていた。今日は庄内で午前はまちキネ、午後は三川ジャスコと分刻みのスケジュールをこなしてきたに違いない。でも、みなさん疲れた様子ひとつ見せず、明るくファンサービスに努めてました。こういうのがあると、映画への思い入れも強くなるね。

「小川の辺」は7/2から全国公開です。みなさん観ましょう(笑)。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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