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勇者たちの戦場

量産され出したイラク戦争映画。サミュエル・L・ジャクソンが主演なら面白いかも、と思ってDVD借りてきた。
ここで言う「戦場」とは、イラク現地だけを指すのではない。体に傷、心に闇を抱えた帰還兵たちが安らぎを求めてさまよう場所、祖国アメリカをも表している。

医師マーシャルは、大量の負傷兵を手当てしているうちに感覚が麻痺してしまい、帰国後は酒浸りの毎日。右手を失った女兵士バネッサは、片手生活に苛立ち、周囲の同情と好奇の目に反発する。親友を目の前で殺されたトミーは、仕事もままならず失意の日々を送る。間違って民間人を撃ってしまったジャマールは、誰彼構わず当り散らす。

戦地では果敢に戦った兵士たちが、帰国後、平和ボケした人々に温度差を感じて苦悩する映画は、昔からたくさんある。名作と呼ばれるものも少なくない。いつもどこかと戦争をしているアメリカならではのジャンルだ。

それら過去の作品と比べて、本作が飛びぬけているところはあまりない。戦争名が最新のものになっただけで、登場人物たちのエピソードはどこかで観たようなものばかり。インパクトに欠けるのだ。

態度が冷めた女と話をするために店に立てこもったジャマールは、投降しようとした矢先に銃殺される。ジャマールを救えなかったトミーは、警察官への道を捨てて戦場へ戻っていく。一方、バネッサは新しい理解者とベッドイン。マーシャルは家族の協力を得て、過ちを認めて立ち直る決心をする。

彼らの被害者意識も理解できるし、彼らを持て余す人々の気持ちもわかる。彼らの選択した道はいいも悪いもなく、残るのは「戦争って、人生のチューニングを決定的に狂わせるものなんだ」という想いだけだ。落ち着くところに落ち着いた感じで、納得はできる。でも感動はしない。

…という感想自体、まさしく平和ボケの典型なんだろうな。アメリカにはイラク戦争のPTSDに悩む帰還兵は千人単位でいるという。彼らはこの映画をどう観るのか。彼らの評価が一番正しいと思われます。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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