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ブーリン家の姉妹

先日観た「ブラック・スワン」つながりで、ナタリー・ポートマン主演のDVDを借りてきた。
ヘンリー8世といえば、「わが命つきるとも」でトマス・モア卿を死に至らしめた暴君だ。あっちでは名優ロバート・ショウが豪快に演じていたが、本作ではエリック・バナ。6回も王妃を変えた浮気男に魅力を持たせるためのキャスティングだ。しかし、どうがんばってもヘンリー8世、ろくでもキングにしか見えないな。

あんなに女にご執心で、まともな国政ができるとは思えない。跡継ぎが必要なのはわかるけど、じゃあなぜメアリーに生ませた子供を大事にしようとしないのか。王妃キャサリンとの婚姻が解消されていないのだから、私生児になってしまうのは百も承知でしょうに。下半身に脳みそがついてんのか、この男は。

一番悪いのはこの王様だが、同じくらい悪いのがノーフォーク公だ。女を出世の道具としか考えず、姪っ子姉妹を利用した挙句、その人生を狂わせるという悪人ぶり。「ひ孫の代まで反逆罪で処刑」というテロップで溜飲を下げざるをえないが、まあこいつさえいなければこんな悲劇は起きなかった。現在まで続く名門らしいが、オレの中では腐れ貴族だね。

情けな度MAXの父親も罪深い。ノーフォーク公にそそのかされたとはいえ、自分の子供を何だと思ってんのか。奥さんに平手打ちくらってたが、あんなんじゃ足りんわ。娘、息子と一緒に首切られなさい。

共感できるのは、妹メアリーと母エリザベスだけ。女は男の決め事に従わなければ生きていけない時代に、きわめて真っ当な頭を持った女たちだ。

男を虜にするその容貌とは裏腹に、田舎での静かな幸せを望む健気な女メアリー。スカーレット・ヨハンソンが演じれば、そりゃ魅力的よね。その点については王様に同感です(笑)。あれは仕方ない。

そして問題の姉アンだ。妹に幸せな結婚を見せつけられ、ちょっとはジェラシーがあったんじゃないか。そこで湧き出た王様愛人作戦に乗ってはみたものの、裏目に出て王様は妹に取られてしまう。ここからもうおかしくなっちゃった。妹との仲はこじれ、許嫁のある男と勢いで結婚し、国外追放の憂き目に。妹の失脚に乗じて帰国後、数々の策略を弄して王妃の座を獲得。しかし男子が産めずに狼狽し、なんと弟の子種に手を出そうとする。結果は弟と共に斬首の刑に。

うーん、同情はするけど自業自得だね。「これは妹の息子を跡継ぎにするための壮大な計画なのでは?」と深読みまでしたのだが、この女は自分のことしか考えていなかった。歴史上では、イングランドのカトリック離別の原因となり、エリザベス女王の実母として名を残したわけだが、こりゃ魔女呼ばわりされても仕方ないかもね。

女の魅力の乏しさを必死の努力で補おうとする姿は、「ブラック・スワン」の構図と瓜二つだ。ナタリー・ポートマン、才女だとは思うけど、女性としては確かにあまり惹かれない。自分でもわかっていて、そういう役のオファーを受けているのか。結果アカデミー賞を獲ったのだから、すごい俳優であることを認めないわけにはいかない。

レオン」のマチルダがここまで成長するとはね。いやはや驚きだ。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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