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アンストッパブル

観よう観ようと思いつつ、ずるずる見逃していた。もうすぐ終わりだというので劇場に向かった。イオンシネマのタダ券で鑑賞。
トニー・スコット作品なので、凝った編集てんこ盛りの疲れる映画だったらイヤだなと思っていたが、得意の早送りショットや目まぐるしいカットは案外少なくて観やすかった。暴走列車が引き起こすパニック劇を、とてもオーソドックスに描いていた。時間が98分と短めなのもいいね。

同じテーマの映画としては、主演の二人がオスカーにノミネートされた1985年の「暴走機関車」が想起される。黒澤明脚本というのも売りだったっけ。あれも話題作だったけど、寒々とした風景と悲壮感漂うストーリーにどうものめりこめず、個人的にはイマイチだった。

本作も男二人が奔走するので似たような話かと危惧したが、かなり違いました。あっちは脱獄囚という設定のせいかどこか殺伐としていたのに比べ、こっちは本職の鉄道員だ。列車を止めようと奮闘するのは自分のためじゃない。一人は仕事への誇りを守るため、一人は愛する家族を守るため。こんな熱い男たちには感情移入しちゃうよね。

最初は反目しあっていた二人が、危機的状況で心を通わせ協力しあう展開も、ベタだけど気持ちいい。デンゼルって、頑固な職人って感じだもんね。若手注目株クリス・パインの一歩も引かない熱演も素晴らしい。きっとド緊張してるんだと思うけど、それもまた演技に活かしてたんじゃないだろうか。

脇を固める役者陣も魅力的。操車場長のロザリオ・ドーソンは、事件が現場で起きていることを理解しないバカ上司相手にキレて腹をくくる。彼女がいなければ二人はミッションを遂行できなかったはずだ。パトカーを引き連れて列車以上の爆スピードで走りまくるネッドも、いい味を出してた。演ずるリュー・テンプル、初めて観たような気がするが、面白い役者だと思った。

パニック映画としての見所も盛りだくさんで、まったく飽きさせない。特に、列車を連結させようと必死のクリス・パインが、列車から落ちて見えなくなる場面では、思わず「あーっ!」と声出しちゃった(笑)。他の人もいるのでそんなリアクション普通はしないんだけど、それだけ見入っていったのね。自分でもびっくりしたわ。

緊迫感や臨場感を盛り上げるのにうまく使われているのが、マスメディアだ。列車が爆走する様子がリアルタイムで実況されたりすると、自然に興奮度が上がるものなのね。デンゼルの2人の娘や、別居中のクリスの妻子が、観客と同じ目線でハラハラするのも、新鮮な切り口だと思った。ミッション成功でぽっぽや仲間が歓喜すると、一緒になって立ち上がりたくなったし。ここまで見事に盛り上げる脚本と、見事に映像化した監督に脱帽しました。

トニー・スコットって当たり外れが大きい監督だが、今回は完全にやられました。大当たりでした。純粋に面白かった。

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一言で言うと、暴走列車を停めろ! そういう物語 実話をもとに着想したというこの映画 とにかく手に汗握る 顔の筋肉の運動によい ラストまで一気にひっぱる迫力の映像と緊迫感 終わったあと、やったぜ!という気分になる映画 実話をもとにした暴走列車を...

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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