スター・ウォーズ ジェダイの復讐 特別篇

昨年末から時系列順に観てきた「スター・ウォーズ」。いよいよフィナーレだ。
この特別篇で大きく変わったのは音楽だ。ジャバ宮殿でCGクリーチャーによる熱唱が加えられ、エンドアパーティの音楽が聞きなれない曲に替えられている。ラストには、タトゥイーンやベスピンのみならず、旧3部作に登場していないナブーやコルサントの歓喜の様子も追加された。ここは2004年のDVDからの変更点だろう。時系列に観た人だけが理解できる描写だ。

ルークを襲うランコアや、砂漠の化け物サーラックなど、モンスターの動きがスムーズになったのも特別篇ならでは。でも、エンドアで反乱軍を襲うAT-STはストップモーションのままだった。前作のトーントーンと同じで、これはこれでいい味出してていいんだけどね。

帝国の逆襲」を観て、本作の皇帝は全編差し替えだろうと予想したのだが、実際観てみるとあんまり変わった感じがしない。でも、エンドクレジットにはイアン・マクダーミッドの名前が出ている。どういうこと?

勘違いしていた。本作の皇帝は、初めから彼だったんだね。旧3部作の役者が同じ役で新3部作に出ているのは極めて珍しい。少なくとも人間役では彼ぐらいだろう。ファンなら当然知っていることだろうから、知らなかったことがお恥ずかしい。

この作品は第1作と同じぐらい好きなのだが、その最大の理由はイウォークだ。なんてかわいいんでしょ!しかも、いろんなアイディアで帝国軍をやっつけてくれて、時には笑いまで取る。皇帝部屋・宇宙・エンドアと3つの戦闘が並走するクライマックスで、一番頼もしくて楽しいのが彼らだ。シリーズ中、一番愛すべきクリーチャーだね。スピンオフの2作品はまだ未見だけど、いつか必ず観ることにしよう。

最初はあるように言われていた本作の続編7~9。今はルーカスが公式見解で「ない」と表明しているので、今後作られることはないだろう。でも、できたら面白いだろうな。今作れば、旧3部作の主要キャラが数十年後を無理なく演じられる。ルークだけでなくレイアのジェダイ騎士ぶりも観てみたいし、彼らの子供たちの活躍も期待できる。全9作で3世代にわたるジェダイの物語が完成する。

今はシリーズ全作の3D化に忙しいと思うが、無理なお願いと承知でルーカスには頼みたい。気が向いたら、あとの3つもぜひ考えてみてちょ。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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