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SPACE BATTLESHIP ヤマト

漫画やアニメの実写化が大流行だが、これはその真打ちと言えるんじゃないだろうか。イオンシネマで鑑賞してきた。
なんでも実写にすればいいってもんじゃないと思う。「宇宙戦艦ヤマト」は、アニメだからありな作品の代表だろう。だって、今から65年前の戦争で使われた船が、今から200年後の宇宙で飛ぶんだよ。実写で説得力出るの? アニメでしか画にならんのでないの?

キャスト選びも大変だ。これまたすでにキャラのイメージが固まっちゃってるからね。古代進がキムタクって、どう考えても重ならない。ファンでもない自分でさえそう思うんだから、ファンだったら観る前からNOを突きつけてもおかしくない。

ただ、期待できる要素もある。何とも言っても信頼感抜群の監督だ。山崎貴が本気で取り組むんだから、そう変なものが出来上がるはずがない。もしかしたら、不安をあっさり吹き飛ばしてくれて、とんでもない大傑作を見せてくれるかもしれない。

とまあ、色々複雑な心境で劇場に椅子に座ったわけだが、結論としては・・・イマイチだった。

いきなりスター・ウォーズばりの戦闘シーンで始まって、期待は高まったのよ。確かにあれだけの映像を日本で作れるのは、山崎監督しかいないわ。地下世界の造詣や、ガミラス星人の素早い動き、イスカンダルの戦いなども特筆に価する出来だ。それは認めます。

でも、彼の評価が高いのは決して特撮が優れているからだけじゃない。安心して身を任せられるドラマメイカーだからだ。それが今回はあまり発揮されていない。古代と森雪の唐突なラブシーンはひどいの一言だ。第三艦橋の仲間を犠牲にした直後のしんみりした場面なのに、いきなりキスするか? 完全にセクハラ上司だろ。しかもすぐに押し倒してたな。あれで出来た子供が最後に出てきたんだろうけど、艦長代理やりすぎだ。

クライマックスも首を傾げるほど冗長だ。デスラー、ゆっくり地球を攻撃するっていつ言った? あんな悠長に森雪と抱き合って離れてまた抱き合って、そんな余裕はないだろ。沈没寸前で長々とプロポーズする、「海猿」の2作目に匹敵するグダグダぶり。山崎監督はこんな演出しないと信じていたのに、裏切られた気分だ。

作品がイマイチなのは、キムタクのせいでもある。恐れていたとおり、彼は古代に見えなかった。いつものキムタクが古代を名乗っていただけ。これは間違いなくミスキャストだ。逆に彼が演説する場面では、キムタクらしくない台詞回しがマッチしてなくて、これまた違和感ありあり。感動には程遠かった。古代君は絶対に違う役者が演じるべきだった。

その他のキャストはちゃんとした俳優で固められていて、文句はない。あ、黒木メイサも森雪らしさはなかったな。男勝りすぎてね。でも彼女はかわいいから許す(笑)。

あちこちにヤマトの名台詞や、ヤマトらしいカメラアングルを散りばめて、偉大なる名作への敬意を忘れてはいない。だからこちらも、アニメの設定を引き継いでいる部分は、批判せずにそのまま受け入れることにします。

しかし生身の人間が登場する作品としては、合格点をあげる気になれない。山崎監督だからこそ、そこはもう少し練り上げてほしかった。この題材を彼以上にうまく料理できる人はいないだろうから、期待に応えてほしかった。つくづく残念だ。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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