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アイ・アム・レジェンド

リチャード・マシスンの名作SF、3度目の映画化だ。早く観たいと思いつつ、タイミングを逃して、年明けになってしまった。「AVP2」に引き続き、遅いレイトで鑑賞。
公開からこれだけ立てば、お客さんも少ないだろう、ましてや遅いレイトだし・・・と思ってたのに、結構混んでたのよね、これが。本国でも、日本でも、かなりヒットしてるみたいだ。

人間がいなくなって、すっかり荒廃した2012年のニューヨークの街並み。この映画の大ヒットの理由は、きっとこれだ。みんな、これが観たいんだよね。実際に目にすることはできない、壮大な光景なんだもの。「バニラ・スカイ」のタイムズ・スクエアも壮観だったけど、あっちは劇中のワンシーンだけ。こっちは、それが全編続くんだもの、すごいよ。これだけで、入場料にお釣りがくる。

でも、それだけじゃないのが、この映画の本当にすごいところだ。世界に人間が自分ひとりしかいないという想像を絶する寂寥感が、すべてのシーンに漂っていて、観客ひとりひとりが、まるで自分のことのように孤独に包まれてしまう。その共感度はハンパじゃない。

朝起きて、犬と食事して、運動して、犬の体を洗うロバート・ネビル。どこにでもいる独身男の、穏やかな休日の描写だ。外はともかく、家の中だけ見てたら、とてもSFな画ではない。そんな何てことない場面なのに、世界でたった一人という現実が、ネビルの一挙手一投足にまとわりついていて、思わずじっくり見入ってしまった。

愛犬サムを自らの手で殺める場面も、胸をしめつける。ついに本当に一人になってしまった・・・まさに究極の孤独だ。レンタル店でマネキンに語りかける姿も、見ていて痛かった。

孤独も怖いが、モンスター人間やモンスター犬の襲撃も怖かった。しかも、敵意むきだしのリーダー格の男は、凶暴なくせに知能もあるみたいで困る。ヤツは、人間だった時もヤバい輩だったに違いない。

ネビルが壮絶な死を遂げるクライマックス。亡き妻と娘への想いや、それまでの研究の苦労、それが今、無に帰すかもしれないという焦りや無念さ。モンスターに追い詰められてる中で、いろんな感情が一気に押し寄せてきて、やりきれない度は頂点に。

それからの展開がタイトルにつながっていくわけだが、個人的には正直微妙でした。生き残っていた人間たちがたくさん出てきて、「あら、まだこんなにいたのねー」と、なんだか肩すかしくらった気分になっちゃった。こっちはクライマックスまで、一人で戦うネビルに感情移入しまくりだったからね。救いのあるラストになってるのは、決して悪くないんだが・・・。

まあ、多分原作どおりだと思うので、個人的な感想はそれくらいにしておこう。静と動のコントラストがはっきりしていて、とても見せ場の多いSF大作だった。現実ではちょっと味わえない体験をさせてくれた100分でした。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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