AVP2 エイリアンズVS.プレデター

「エイリアンとプレデターの対決なんて邪道だべ」。前作鑑賞時には、こんな思いが少なからずあった。でも、観てみたら、案外ちゃんとした映画になっていた。なので、3年ぶりの続編となる本作は、普通に期待して劇場の椅子に座ることができた。
今回もエイリアンとプレデターが死闘を繰り広げるわけだが、それだけじゃ前作と変わらず、芸がない。続編を作るにあたって、いくつかの新味が加えられている。

何と言ってもすごいのは、人間が住む街を対決の場にしたことだ。これは「エイリアン」シリーズ初、まさに画期的な出来事だろう。(「プレデター」シリーズは、2が大都会ロスのど真ん中でドンパチしてたので、初めてではない)。

これまでエイリアンが暴れてきたのは、宇宙船の中か、辺境の惑星だった。前作だって地球とはいえ、南極という非日常的な世界だし。「エイリアン」シリーズのファンなら、エイリアンが我々の住む街を闊歩する姿を、一度は空想したことがあるんじゃないだろうか。オレはあるよ。それが、ついに実現しちゃったのだ。これに興奮しないわけにはいかないぜ!

・・・と、予告を観たときは思ったのよね。でも、実際に映画を観てみると、面白かったけど期待したほどではなかった。おかしいな。なんでだろ。

これは多分、エイリアン以外の邪悪で凶暴なクリーチャーが、街中で人間を襲う映画を、これまで何本も観てきたからだろう。そういう意味で、エイリアンが普通のモンスターになってしまった。もちろん、それでも最強の怪物だとは思うけど、孤高の存在というオーラはあまり感じられない。観てて、それが少し残念だった。

前作のラスト、プレデターの体から飛び出したチェストバスターが成長して、新種「プレデリアン」として登場。これまた新味の一つだが、エイリアンがドレッドヘア生やしただけでしょ?画面が暗いこともあって、あんまりよくわからんかったし。おおーっと驚くまでには至らず。

前作と同様、爆弾一発でカタつけるのもどうかと。エイリアンがあれだけ増殖しちゃったら、それしか解決方法はないのかもしれないけど、ちょっと安易だよね。「国民を犠牲にする政府」という視点は、従業員の命をなんとも思わない「ウェイランド湯谷」に通じるものはある。でも、もうひとひねりいただきたかった。

とまあ、文句ばかり並べてしまったけど、それでもエイリアンとプレデターという2大ブランドには、やはり一流の輝きがあるのも事実。観ている間は、ちゃんと楽しませてもらいました。

ラスト、湯谷さん出てきたねー。これが、未来のノストロモ号の惨劇につながっていくのかー。初めて観た人には何のことかわからん締めだろうけど、こういうのはいいね。「エイリアン」から30年、大きな変化を遂げてきたこのシリーズも、本作で終わりかな。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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