ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記

ベン・ゲイツは絶対に次の冒険をしてくれると思ってた。前作から3年弱。待った甲斐があったってもんだ。前作は前日にテレビ放映されたので、復習も完璧。モーニングショーで観てきた。
大ヒット作の続編なだけあって、冒険の舞台もスケールアップ。パリからロンドン、アメリカに戻ってホワイトハウスにラシュモア山と、移動距離も激しく増えている。謎また謎の、わくわくする展開も健在。いい年した男の片隅に残ってる、少年の心を絶妙にくすぐってくれる。

そして、前作のレビューでも書いたが、このシリーズで何と言っても素晴らしいのは、個性豊かなキャラクターたちだ。

相変わらず頭は切れるお人よし冒険家ベン。気の強いクール・ビューティ、アビゲイル。完璧なコメディ・リリーフのライリー。この3人がそれぞれのパートをしっかり勤め上げ、互いに助け合って、次から次へと謎を解いていく。そのさまは、観ていて本当に気持ちがいい。親父さんの活躍や、セダスキーの協力など、前作メンバーにちゃんと見せ場があるのも嬉しい限り。

さらに、続編ともなれば、新参組も強力だ。悪党は前作のショーン・ビーンから、オスカーノミネートの常連、エド・ハリスへグレードアップ。最初は嫌味タップリ、銃撃しまくりで、かなり凶暴な感じだったが、最後には謝罪の上、自分を犠牲にしたりして、前作以上に深みのある好敵手だった。名優を起用するだけのことはある。

前作が独立宣言書泥棒なら、今回ベンが犯す犯罪は大統領誘拐だ。案外冒険好きな大統領を演じたのがブルース・グリーンウッド。「13デイズ」でも、聡明なJFKを演じていたから、彼の大統領っぷりも堂に入ったものだ。現実の大統領がバカっぽいから、知的な彼が本当に大統領ならいいのにと思うね(笑)。

そして、本作の目玉は、オスカー女優の肩書きを引っさげてのヘレン・ミレンだ。ベンに謎を解くヒントを与えるだけでない。クライマックスでは冒険にも加わって、ジョン・ヴォイトとターザンばりのアクションまで見せてくれる。このキャスティングには拍手喝さいだ。

歴史的に細かいことを言えば、アラだらけ、穴だらけのお話なんだろう。でも、そんなことこれっぽっちも気にならないくらい、映画としての魅力にあふれている。ぐいぐい引っ張っていってくれて、弱いところが感じられない。期待通りだった。面白かった。彼らの冒険は、もう一度観たい。ぜひ、2~3年後を目処に第3弾を!

そのとおりと思ったら、ポチッ!

Comment

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://creview.blog67.fc2.com/tb.php/755-21e7cf7b

ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記

A Tourism With Treasure Huntings 【Story】 アメリカの大統領リンカーン暗殺事件は、いまだに謎に包まれているが、その犯人の日記から消えていたと...

ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記 

2004/11公開(日本では2005/3公開)のナショナル・トレジャーの続編。 今回は、日米同時公開となっている。 アメリカで前作をしのぐ出足で初登場1位。 日本では、2位スタートとなった。 *** ニコラス・ケイジ、ダイアン・クルーガー、ジョン・ボイトら 主要キャス

«  | HOME |  »

タイトル一覧/記事検索


最新記事


記事ランキング

アクセス解析


最新トラックバック


最新コメント


カテゴリ


プロフィール

Tao

Author:Tao
性別:♂
子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


リンク



【BDもDVDもBOXで!】


【あの映画をお手元に!】