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椿三十郎

黒澤オリジナルはかなり昔にテレビで観たが、ピューっと飛び出る血しぶき以外あまり覚えていない。ラストの三船敏郎と仲代達矢の決闘シーンが、かすかに記憶にある程度。事前に復習しておこうと思ったが、結局せずに劇場へ。
しかし、冒険だよなー。あの名作をリメイクするだけでも恐れ多いのに、脚本もオリジナルのままだってんだから。未見だけど、酷評されまくった「サイコ」のリメイク版も、確か同じ手法じゃなかったっけ?まったく新しいホンで、全然違うモノ作っちゃう方が、よっぽど楽のはず。

そんな不安を胸に鑑賞したが、杞憂に終わった。観客をぐいぐい引っ張っていく、骨太な物語。やっぱ、よくできた脚本なんだわ。菊島・小国・黒澤の名トリオに、改めて敬意を表したい。

話の展開はオリジナルのおかげということで、本作のレビューは、リメイク版に関する部分だけに絞ることにする。・・・となると、キャストの話ぐらいしかないんだが。

タイトルロールの椿三十郎を演じた織田裕二。最近は、やたらとオーバーにモノマネされてるので、少々時代劇がかった(てか時代劇なんだけど)動きや台詞回しを観ても、全然大げさに感じない。どこまで三船を意識したのかわからないけど、破天荒な切れ者浪人を、個性的に演じていた。普通のイケメン役者じゃ、この役は無理だね。

ライバル室戸半兵衛を演じたのがトヨエツ。クールで頭の回転も速い伊達男は、彼のイメージにもぴったり合っていた。でも、オリジナルの仲代達矢は、これに加えて狂気をも感じさせていたような気がする。インパクトでは、ちょっと弱いかな。

その他、たくさんの芸達者な俳優が脇を固めてるが、一番おいしいところを持っていったのは、やはり佐々木蔵之介だろう。彼の出番は全部おかしいんだもの。まさしく儲け役だった。

そういや、本作では血しぶきピューはなかったな。でも、代わりに血が大量に流れる音がリアルに入っていたりと、なかなか工夫はしているようだった。この辺は、監督こだわったんだろうね。

話は保証つきの面白さ。出演陣もなかなか頑張ってる。大ヒットするかどうかはわからんけど、劇場で観る価値はあると思う。監督、スタッフ、キャストの皆さん、大変なプレッシャーの中、どうもご苦労様でした。

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椿三十郎(2007)

オリジナルは言わずと知れた 黒沢明監督、三船敏郎、仲代達矢の代表作で、1962年の映画。 そして、今回、オリジナルの脚本を使い、織田裕二、豊川悦司の主演、 「失楽園」「模倣犯」などの森田芳光監督がメガホンをとって、 完全にリメイクしたといっても言いのだろ

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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