スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

日本以外全部沈没

「コアラ課長」のバカバカしさは嫌いじゃないけど、あれは劇場じゃなくてDVDで観てよかった。だから、いくらモーニング割引とはいえ、1200円払うのは正直ためらわれた。でも好奇心の方が勝ってしまった。ええい、1200円ぐらい、無駄になってもいいわい!
そんな清水の舞台から飛び降りる覚悟での鑑賞だったけど、観終っての感想は、奇しくも筒井康隆のものと一緒。

「もっとめちゃくちゃな映画になるかと思いましたが、案外まとまっております」

原作は未読だけど、あの筒井康隆があの名作をパロってるんだから、どれだけエログロナンセンスなものかは想像がつく。でも、それをそのまま映像化したら、まず間違いなくR指定で、まともな公開はできまい。多分、血と内臓と精子まみれの、スプラッター・ポルノ・コメディになっちゃうから。

科学的根拠ゼロの設定だけど、小松左京とは異なった、笑えるシミュレーションがちゃんとできている。各国の大統領や首相は、日本の総理にへいこらしまくり。鯨はいくらでも食べられる。デーヴ・スペクターの日本語学校は繁盛し、NOVAは倒産。ハリウッドの一流スターはエキストラに、女優は娼婦に身を落とす。そして、外人ホームレスが社会問題となり、外人を踏み潰すヒーロー「電エース」が人気を博す。

部分部分は笑えるけど、話の流れはものすごくまともだ。少なくとも、原作の危険な要素はカットされてるんじゃないだろうか。「コアラ課長」と比べても、意外に「映画」になっている。そこが良くもあり、物足りなくも感じた。もっとバカかと思ってたからね。

一番笑ったのは、原作者本人がハリウッドスターと共演してる場面。あのブルース・ウィリスとシュワちゃんは反則だ。劇場だから爆笑をこらえたけど、家で観てたら転げまわってるね、きっと。

本家オリジナルで主演していた藤岡弘、が、暴走防衛庁長官役なのも笑える。最後はテロに屈せず、自ら国会議事堂を爆破!もうめちゃくちゃだ。

チープな画面作りながら、有名人のカメオ出演も多く、勢いも感じた。98分退屈はしなかった。これで1200円・・・よしとしよう。

そのとおりと思ったら、ポチッ!

Comment

[648] レディースデイ1000円はお得でした

同感です。まっとうなB級映画だったと思います。
本当は同じ映画館で上映していたアニメ『時をかける少女』を観に行ったはずが、何の因果か観てしまった映画でした。一応、どちらも筒井康隆の原作ですけど(笑)

[653] >さえこさん

筒井康隆作品の中では、どちらかというと「時かけ」の方が異色ですよね。「日本以外~」の方が、彼のテイストに近いと思われます。あっちは映画が一人歩きしちゃって、独自の世界になってますね。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://creview.blog67.fc2.com/tb.php/624-72f56eb6

«  | HOME |  »

タイトル一覧/記事検索


最新記事


記事ランキング

アクセス解析


検索ワードランキング


レンタルCGI


最新トラックバック


最新コメント


カテゴリ


プロフィール

Tao

Author:Tao
性別:♂
子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


RSSフィード


リンク



【BDもDVDもBOXで!】


【あの映画をお手元に!】





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。