スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

めし

成瀬巳喜男監督の名作ドラマ。レンタルビデオで鑑賞した。
今から半世紀以上も前の映画だから、時代を感じる部分は多い。男は仕事、女は家庭という意識も、今よりずっと強かったはず。

そんな時代に、「めしを作るだけが女の人生?」がテーマの映画が作られたことに驚きを感じる。これは、平成の今の方が共感できる話なんじゃないだろうか。

朝から晩まで家事に追われ、ダンナの世話で一日が終わる。妻というより、まるでメイドのような三千代の生活。そこにやってきた自由奔放な姪っ子、里子。ダンナも里子には親切だったりして。同窓会で再会した友達は、みな幸せそう。比べて私は何? 何のために生きてるの?

こんな疑問を感じても、そのまま我慢してしまうのが、当時の女性だろう。三千代は違う。「いろいろ考えたい。私、疲れちゃったんですわ」と、東京の実家に帰ってしまう。

実家でのゆったりとした生活。従兄弟とのデート。徐々に自分を取り戻していく里子は、東京で仕事を見つけて、もう大阪のダンナの元へは戻らないと心を決める。

ここで映画が終われば、新しい時代の女性像を描いた、すごい映画になったところだ。でも、成瀬監督の狙いはそこではなかった。東京に迎えに来たダンナの不器用な真面目さに触れ、よりを戻すのだ。

正直、この展開にはがっかりした。「女の幸福とはそういうもの」と言われて、やはり50年以上前の映画なんだと、改めて気づかされた。離婚して生活に苦労する子連れの友達を対比に出すのも、ちょっとずるい。これはちょっと男に都合がよすぎないか?

と、最後にちょっとミソがついたものの、全体の評価を落とすまでには至らない。それほど、この夫婦の日常にリアリティを感じた。50年経っても、男と女の本性って変わらんもんなのね。深いものを見せてもらいました。

そのとおりと思ったら、ポチッ!

Comment

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://creview.blog67.fc2.com/tb.php/623-04f2b891

«  | HOME |  »

タイトル一覧/記事検索


最新記事


記事ランキング

アクセス解析


検索ワードランキング


レンタルCGI


最新トラックバック


最新コメント


カテゴリ


プロフィール

Tao

Author:Tao
性別:♂
子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


RSSフィード


リンク



【BDもDVDもBOXで!】


【あの映画をお手元に!】





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。