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デイジー

チョン・ジヒョンとチョン・ウソン。韓国映画界を代表する2大チョンの豪華競演だ。ちょっと期待して、レイトで観てきた。
ただ、不安がなかったわけじゃない。殺し屋というかなり非日常的な彼氏が主役のラブストーリーに、果たして共感できるのかどうか。いくら映画でも、設定作りすぎの感が否めない。

そんな不安は、観終ってみれば大した問題じゃなかった。それなりに面白くは観れた。しかし別の点で、こうすればいいのにと思えるところがあって、結果的にあまり共感を呼ばない中途半端な印象に終わってしまった。

<こうすればいいのに その1>
この映画、似顔絵描きと殺し屋に刑事が絡む、3主役体制をとっている。最初に話を進めるのは絵描きのヘヨン。次に、同じ話が刑事のジョンウの視点で語られる。殺し屋のパクウィが現れるのはずっとあと。

別の登場人物に、「あの時、実はこうでした」とやらせて感動させる手法だ。「いま、会いにゆきます」の時は新鮮だった。でも、ここまで多人数に延々とやられると、さすがにお腹いっぱいになる。さらに、3人均等に重要視すると、逆に3人とも重要度は薄まってしまっている。いっそ誰か一人に絞って話を進めてくれた方が、集中しやすかったんじゃないだろうか。

<こうすればいいのに その2>
(その1からの続きで)オレが誰か一人に絞るなら、やはりヘヨンがいい。こういう映画は、女性の視点さえあれば十分でしょう。そう考えると、最後に彼女が死ぬのはベストな展開とは思えない。あれは逆にするべきだ。死ぬのはパクウィ、泣くのはヘヨン。

そうしないでパクウィが生き残っちゃったから、そのあと復讐のシーンがダラダラと続く。あれは100%蛇足だわ。愛する人が目の前で死ぬという、衝撃度MAXのところで終わらせた方が、感動できたと思うんだけどね。

代わりに、韓国お得意の「あの日あの時あの場所にみんないたのよ」をラストに持ってきた。これも、正直食傷気味だなー。リピート客を狙った作戦なんだろうけどね。「へー、そう」と半分白けながら観てしまった。これで感動せよと言われてもね・・・。

それ以外の部分は、さすが「インファナル・アフェア」のアンドリュー・ラウ、緩急つけた演出で、2時間しっかり引っ張っていってくれた。梅林茂の音楽も、ところどころに「友よ、静かに瞑れ」を髣髴させるメロディがあって、とても嬉しかった。(あの映画は梅林氏の最高傑作です)

ヘヨンとジョンウの再会。黙って部屋の中で待つパクウィ。彼の心の擦り切れる音が聞こえてきそうだった。ここは思いっきり、パクウィに感情移入しちゃった。

喋れなくなったヘヨンが、ライフルのスコープを通じてどこかから見てるであろうパクウィに、声なき声で呼びかける。唇を読んだパクウィは、暗殺を止めてヘヨンの元へ駆け寄る。伏線が見事に効いていて、ここはかなりヤバかった。唸らされた。

まだまだいい場面はあるのよね。だからこそ惜しいと思う。もっと普通にストーリーを運んでくれてもよかったのよ。そうすれば、殺し屋やアムステルダムに縁のないオレでも、滂沱の涙を流したはず。惜しい。実に惜しい。

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Comment

[518] おはようございます♪

朝から 失礼します<(_ _)>

新・<正直れびゅ>観にきましたぁ~~^^
デイジー・・・ 語り手はせめてウソンと、ヘヨンの2人でも良かったですよね^^ 

それでかぁ・・詰め込みすぎの感がありましたね。(^。^;)

[519] >とんちゃんさん

こんばんはです♪

感動させたいのはわかるんですけど、ちょっと作りすぎでしたね。悪い映画じゃないんですが・・・。

[534]

あのラストの皆が一同に写っているシーンは
韓国映画を観ない私には新鮮でした^^
殺し屋の視点から観た別バージョンしか観ていないのですが、アンドリュー・ラウ監督らしい演出が素敵でした!

[536] >パフィンさん

殺し屋バージョンがあるんですね。知りませんでした。観てみたいですね。この映画の場合、視点をしぼった方が、ピントが合う気がしますので。
ラストのパターンは、あの映画もあの映画もそうでした・・・って、ネタばれになるので言えませんが・・・。

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