スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

マイ・ボディガード

「ドミノ」の独特のタッチに置いてきぼりをくらったトニー・スコット監督の前作。ちょっと不安もあったが、主演がデンゼルだから、大きくはずすこともないだろう。DVD借りてきた。
今回デンゼルが扮するのは、アル中のボディガード、ジョン・クリーシィ。腕は立つようだけど、何せボトルが手放せない。こんなに自分に自信がない男なんて、彼には珍しいパターンで、新鮮だった。

彼が守るのは、ダコタ・ファニング演じる天真爛漫少女ピタ。彼女は、「ハイド・アンド・シーク」みたいな暗~いガキやらせてもうまいけど、「I am Sam」や本作のような明るい子供の方が、やっぱりいい。絶対守ってあげたくなるもの。クリーシィに肩入れしやすいのは、彼女に好演によるところも大きい。

水泳大会で絶対勝ちたいピタを特訓するクリーシィ。自分の仕事でもないのに、いつのまにか真剣になっている。二人の絆が深まっていく様子に痛く感動。"Train or no train?" "Train!" のやりとりに胸が熱くなった。そして本当に1位を取って抱き合う二人。宣伝側が「レオン」を持ち出したのも、わかる気がした。

だから後半も、「燃える男クリーシィが、かわいいピタを守って守って守りぬく」話だろうと、勝手に思い込んでいた。かなり違いましたな。中盤でピタは誘拐されて殺されて、クリーシィは重傷を負う。そして後半は、死の芸術家の最高傑作を目にすることになるのだ。この展開には驚いた。

復讐の鬼と化すクリーシィ。黒幕を一人また一人と血祭りにあげていく。かなり過激な殺しの連続だけど、あのかわいいピタを殺されてるんだから、あれくらい容赦なくても全然問題ない。「シリアナ」爆弾には、正直ちょっとウケた(笑)。あんな死に方、絶対にしたくないね。

クリーシィの復讐道を武器調達面で支援する親友レイバーン。警察の追及に対しても、臆することなくクリーシィの正当性を主張し、弁護する。犯罪を犯していても、どこか優しさが感じられる男。ウォーケン御大、なんか久しぶりに、彼の貫禄に見合った役を見たような気がして、うれしくなった。

警察側のジャンカルロ・ジャンニーニも、いい味出してる。自分がやりたくてもできないことを、クリーシィがやっている。表向き捜査はしてるけど、実際は「どんどんやってくれー」的心情だ。こんな男が脇を押さえているから、この映画はぶれずに観客を引っ張っていってくれるのだ。

でも、ミッキー・ロークに見せ場がなかったのが、ちょっと寂しかったかな。最後は首なし死体でプールに浮かんじゃって、顔さえ見せないんだから。この扱いが申し訳なくて、「ドミノ」でもうけ役を振ってあげたのかもね。

クライマックスにかけても、予想だにしない展開の連続。ピタの父親がグルだったり、実はピタは生きていたり、逆にクリーシィは死んじゃったり。あれ?確かA.K.クィネルの原作ってシリーズものじゃなかったっけ?

「ドミノ」につながるようなトリッキーな編集は随所に見られるものの、決して辟易するほどではない。ストーリーが燃えるように熱いので、感情移入しやすかったせいもあろう。素直に感動できる、濃厚な146分だった。原作も買ったし、今度読もうっと。

そのとおりと思ったら、ポチッ!

Comment

[450]

ハジメマシテ♪
良く拝見しています。映画を見た後、Taoさんはどう思ったかなー?なんてチェックするのが楽しみでして...。
この映画、というか、私はクィネルのファンで原作を読んでいたので、どういう仕上がりになるか?公開当時映画館で見てきたのですが...。やっぱり結末は違ってましたね(笑)映画をシリーズ化はできないだろうから、しょうがないかーと思いつつも、なんかこれでは切なさの質が違ってくるなーなんて。
もう原作は読まれましたか?

[451]

>スーさん
はじめましてです。いつも読んでくださってるようで、感謝感激!です。
原作は実はずいぶん前に買っていて、邦題がこれなので、映画化も最近まで気づきませんでした。本は積ん読状態で、全然手がつかず・・・。
しかし、原作じゃ死なないんでしょ?シリーズものなんだから。この脚本家、ある意味勇気ありますね。続編作る気さらさらないんだもの。これで作っちゃったら驚きです。

[452]

どもデス。
クリーシィは何があっても死にません(笑)その代わりといっては何ですが、周りがバタバタ死んでいきます。
結局作者が亡くなったのでこのシリーズも5作(かな?)で終わりました~。
ところで、Taoさんに観て欲しい映画のリクエストがあったら、どうすればいいのかな?いくつかあるんですけど...。 でも、他人に推薦されても観ないタイプの人だったら(私・笑)しょうがないですけど。

[453]

>スーさん
やっぱり不死身なんだ、クリーシィ。映画の続編は、双子の弟登場でクリアしましょう(笑)。
他人に推薦されたら、その時は「ぜひ近々借りてきますね♪」とか言っておきます(笑)。んで、忘れた頃に思い出して観たりします。そんな男です、オレ。
必ず観ると保証はできませんが、心の片隅に留めておいて、レンタル屋さんに向かいますよ。あとは優先順位との戦い(笑)。リクエストあれば、ここに書いてもいいですし。
でも、ベースは天邪鬼なので、観てもひねくれた感想を書くかも。それでもよければ・・・。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://creview.blog67.fc2.com/tb.php/524-4c1fbbfa

«  | HOME |  »

タイトル一覧/記事検索


最新記事


記事ランキング

アクセス解析


最新トラックバック


最新コメント


カテゴリ


プロフィール

Tao

Author:Tao
性別:♂
子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


リンク



【BDもDVDもBOXで!】


【あの映画をお手元に!】





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。