許されざる者

イーストウッドの名作ウエスタンではない。オードリー・ヘップバーンの西部劇だ。監督はジョン・ヒューストン、共演はバート・ランカスター。以前録画したビデオで鑑賞した。
イーストウッド版と少しは共通点があるのか思ったら、全然違う話だった。白人一家に育てられたインディアン娘を、インディアンたちが取り戻しに来る。娘を手放すまいとする一家と、カイオワ族との壮絶な銃撃戦がクライマックスだ。牧歌的な前半とは打って変わって、後半はかなりハードだった。

ただ、色々と気になる点はある。妹に家族愛以上の感情を持つ兄と、同じ思いを隠そうともしない妹。血がつながってないので問題はないのかもしれないが、かなりあぶない設定だ。しかもこの兄貴、家族のために元の種族に戻ろうとする妹を引きとめた上に、彼女に銃を持たせて、彼らを撃てと言うのだ。おいおい、いくらなんでもそれは酷だろうよ。撃てるわけないでしょ。

・・・あっさり撃ってました(笑)。壁の穴からライフルで、家の周りを馬で駆け回るインディアンたちを、撃って撃って撃ちまくる。まるでゲーム感覚。ヘップバーン、案外血も涙もありません。最後は、自分の実の兄まで撃ち殺しちゃう。うーん、どうなの、これ?

妹を守るために戦ってたら、妹は助かったけど、母親は撃たれて死んでしまう。これもどうなの? そんなことになるくらいなら、やっぱりヘップバーン、兄貴を振りきってでも出て行った方がよかったんじゃないか? それで必ずしも妹が不幸になるとは限らんし。すべては、妹を独占したい兄貴の深くて歪んだ欲望が引き起こした悲劇だ。ランカスター、いい年して何やってんの。ちょっと共感できません。

しかし、一番気になったのは、ヘップバーンの許婚チャーリーだ。やたらハンサム扱いされてたけど、一体どこが!?と言いたくなるブサイク顔(笑)。まあ、案の定、途中で殺されて退場しちゃったから、さほど重要な役ではないんだけど。ヘップバーンもすぐに兄貴に鞍替えしてるし。

あいつがいい男なら、オレだって西部じゃイケメンだ(笑)。あれ、絶対冗談だよね。

そのとおりと思ったら、ポチッ!

Comment

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://creview.blog67.fc2.com/tb.php/514-fe7a8fe7

«  | HOME |  »

タイトル一覧/記事検索


最新記事


記事ランキング

アクセス解析


検索ワードランキング


レンタルCGI


最新トラックバック


最新コメント


カテゴリ


プロフィール

Tao

Author:Tao
性別:♂
子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


RSSフィード


リンク



【BDもDVDもBOXで!】


【あの映画をお手元に!】