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透明人間

面白いと聞いてはいたけど、まだ観ていなかった。以前録画したビデオで鑑賞。
透明人間ものって、他人から見えないのをいいことに、どうしても鬼畜方面に進んでしまいがちだ。往年の名作「透明人間」しかり、ヴァーホーヴェンの「インビジブル」しかり。結局、犯罪者に身を落とし、ろくな最期は迎えないのが定石だ。

一方、これが女性なら、「ファンタスティック・フォー」のジェシカ・アルバのように、アメコミヒーローになることもできる。脱衣ギャグでお色気と笑いの両方を狙うこともできる。でも、男はダメだ。欲望に負けちゃうから。

このジャンルは、そんなアプローチしかできないものと思い込んでいた。そんな古典的な考えを、この映画は見事に打ち砕いてくれた。だって、そんなやましいこと考える余裕もないくらい、透明人間、不便なんだもの。

道に飛び出したら、トラックの運ちゃんに気づかれず、ひき殺されそうになる。タクシーに乗ろうにも止まってくれない。道を歩けば、やたらと人がぶつかってくる。好きな人と普通に会って、話すこともできない。人の目に留まらないことが、こんなに辛いんだってことを、この映画は教えてくれる。まさに目からウロコ。見られるって、当たり前のようで、大事なことなのね。

透明になってもいいこと一つもない上に、彼を利用しようとする悪いヤツに追い回されて、ニック本当にかわいそう。でもそのおかげで、ずっと良心を失わずに済んだとも言える。これが、他の透明ムービーと完全に違うところだ。ニックには心から共感できるのだ。思わず応援したくなるのだ。これは革命と言ってもいい。

その一方で、透明ものらしい面白さにもあふれている。食事中の透明人間には会っちゃいけないんだね。実写で食道見せられると、確かにグロくて萎えます。

足の骨のどっかがポキって鳴っちゃって、存在を気づかれる場面も唸った。普通考えつかないよ。さらには、欠伸を伝染させて確かめるなんて、サム・ニールも悪役ながらあっぱれだ。

服も一緒に消えちゃうことで、裸問題を解決したはいいが、今度はその服が見つからなくて困ったりする。でもまさか、これがクライマックスの見事な伏線になっていたとは。原作が面白いんだろうけど、それをテンポよく見せる脚本も素晴らしい。

ラブストーリーだから、ロマンチックな場面も多くて、せつなさに心締めつけられる。特に、雨の中のキスシーンは最高! いつものB級なセンスも嫌いじゃないけど、「スターマン」といい本作といい、カーペンター監督、こういう演出もなかなかすごいじゃないの。

期待通りの面白さに大満足。原作買ったまんま積ん読になってるから、今度読んでみようっと。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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