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エミリー・ローズ

「その裁判は悪魔の存在を初めて認めた」なんて予告編が言うから、興味津々だ。レイトショーで鑑賞。
ただ、法廷もので裁判の結果を先にバラされるのは、あんまりうれしくない。それがたとえ実話で、知ってる人は知ってるような有名な話であったとしてもだ。「エリン・ブロコビッチ」はすごくいい映画なのに、あれもキャッチコピーでそれをやられて興ざめした。今回も、周知の結末に向かう2時間なのだろうか。

そんな軽い失望感で観ていたら、思いっきり裏切られた。悪魔の存在、認めてないじゃん!(笑)

当然無罪だと高をくくっていたら、なんと検察の主張通りに過失致死罪。刑期こそ超短縮・即釈放の大岡裁きだったけど、有罪は有罪だ。あれで悪魔が認められたとは言わんでしょうよ。これは、「ハイド・アンド・シーク」以来の虚偽広告だ。JAROに訴えなきゃ。

まあ、悪いのは日本の宣伝であり、映画の本質には関係ない。「エクソシスト」ばりのホラーかと思いきや、なかなか硬派なリーガルサスペンスだった。

トム・ウィルキンソンやローラ・リニー、キャンベル・スコットなど、地味だけど堅実な配役。このキャストなら、安心して身を任せておける。「砂と霧の家」のショーレ・アグダシュルーも、短い出番ながら場面をさらっている。声から先に登場するんだけど、声だけで誰かわかってしまった。ホント、いい声してるわー。

キーパーソンのエミリーを演じたジェニファー・カーペンター。リンダ・ブレアも真っ青の熱演だ。ただ、顔が長くて、好みのタイプじゃない。今後も注目するかどうかは、かなり微妙なところ。

この映画で感心したのは、ホラーを強調しすぎていないところだ。このジャンルで儲けようと思えば、いかにも悪魔チックでグロテスクな場面をてんこ盛りにすればいい。それを期待する観客も多いだろうし。

でも、この映画の作り手たちは、それをあえてしなかった。結果的に、病気のせいとも悪魔の仕業とも、どちらとも取れるように、気を使ってバランスを保っている。見た目の面白さよりも、こんな驚きの裁判があったことを、ちゃんとフィルムに収めようという真摯な姿勢が垣間見える。そして、その姿勢はとても好感が持てるのだ。

まあ、オレ自身が悪魔だの幽霊だのを信じてない人間だから、そう思うのかな。ああいうのはみんな、まだまだ解明されない不思議な脳が見せる錯覚だし、天国や地獄は、よりよい人間を育てるために、人間自身が作り出したものだ。だから、実話の映画化でホラーべったりにされちゃうと困るのよ。

でも、夜中にふと目が覚めて、時計を見たらぴったり3時・・・なんてことがあったら、さすがに怖いね。なんだ、ただのビビリじゃん、オレ(笑)。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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