スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

力道山

なぜ今、力道山?という気もするが、韓国が日本をどう描いてるのか、とても興味がある。公開初日、レイトで観てきた。
まるで日本映画を観てるかのようだった。もちろん、日本が舞台で、登場人物のほとんどが日本人で、全編日本語だから、そう見えて当然だ。でも、韓国人が日本人を、ここまで普通に自然に描いていることに驚かされる。視点が偏ってないのだ。

韓国人が主役なら、彼だけを持ち上げて、周りの日本人を敵対心たっぷりに仕立て上げることも可能だろう。国内向けには、その方が共感を得やすいかもしれない。でも、そうはしなかった。韓国人の強烈なナショナリズムには若干辟易してたけど、この映画でちょっと見直す気になった。

力道山その人をリアルタイムで記憶してる訳じゃないので、「こういう人がいたんだなー」ぐらいの感想しかない。でも、当時、彼の活躍に熱くなっていた人なら、TV画面からはうかがい知れなかった真実に驚き、感慨に浸れるんでしょう。

でも、史実と違うところもあるらしい。どこなんだろう。きっと、女がらみのところだね。あんなに素晴らしい奥さんがいながら、浮気っぽいこともしていたようだ。その辺はボカシ気味だったけど。そこんとこをありのままにクローズアップしちゃうと、観客ドン引きのひどい野郎になっちゃうかもしれない。だから、こうなった。いいのかどうかわからんけどね。感動が嘘になっちゃうかもしれないんだから。

日本人の中で、一人気を吐く熱演だったソル・ギョング。あの肉体はすごい。すっかりプロレスラー体型なんだもの。しかも、日本語の台詞もちゃんと聞き取れる。イントネーションも間もかなり自然。チャン・ドンゴンよ、彼を見習いなさいな。

そしてなんといっても、中谷美紀だ。常に男を立てるよくできた奥さん。いつも自分を抑える姿は、同性からは共感されにくいだろう。男の理想だね、あれは。こういう奥さんを大事にしなきゃいかんよ。でも、あんまり立てられると、男は調子に乗っちゃうのかも。つくづくダメな生き物だね、男って。

シャープ兄弟との試合は、マジで興奮させられた。最初は耐えに耐えて耐え抜いて、最後にうっぷんを晴らすかのように、外人を叩きのめす。これは気持ちよかった!経済的には復活しても、精神的には敗戦の後遺症から立ち直れなかった日本人。そこに現れた力道山。彼が国民的ヒーローとして愛されたのも、わかる気がした。

そのとおりと思ったら、ポチッ!

Comment

[423]

ソル・ギョングは勿論素晴しいですけど、中谷美紀ですよね。
出番は少ないながら、今までのキャリアでベストではないでしょうか。
あんなに綺麗に撮ってもらって、女優冥利につきると思います。
女性関係を若干ぼかしてあるのは・・・良いんじゃないでしょうか。
ドキュメンタリーとは違いますし、力道山の息子さんもこれでOK出してますからね。
伝説は伝説のまま伝えられた方が良い部分もあると思います。

[424]

>ノラネコさん
中谷美紀って、パッと見それほどタイプじゃないんだけど、演技してる姿を観ると、惹かれてしまう不思議な女優です。
力道山に息子さん、いたんですね。映画で出てきましたっけ?(もう覚えてない・・・)

[610] 男女

TBありがとう。
この映画、大好きだけど、恋愛の描き方に関しては、比較的凡庸でした。この監督の「バイラン」もそうですけど、男女をそれぞれ書くんですけど、一緒のところ、その絡みに関しては、もうひとつじゃないかなと感じています。

[612] >kimion20002000さん

「バイラン」は未見ですが、そうなのかもしれませんね。それを補って余りある、日本描写。確かな力量のある監督だと思います。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://creview.blog67.fc2.com/tb.php/493-aa1a399f

力道山 06年160本目

力道山2004年 韓国・日本   ソン・へソン 監督ソル・ギョング , 中谷美紀 , 萩原聖人 , 藤竜也故 橋本真也 , 船木誠勝 あと、秋山準 もでていたらしいです。日本映画じゃなかったんだ、、、それにしてもソル・ギョング 、元々日本語、少しは出来たんでし...

NO.171「力道山」(韓国・日本/ソン・ヘソン監督)

日本人でも朝鮮人でもない。「力道山」は世界人であることを望んだのだ。僕が生まれたのは、1953年である。その年、アメリカ帰りの力道山を中心として、日本プロレス協会が立ち上がった。翌54年、有名な「力道山・井村VSシャープ兄弟」の一戦が、テレビ中継された。新橋など

«  | HOME |  »

タイトル一覧/記事検索


最新記事


記事ランキング

アクセス解析


検索ワードランキング


レンタルCGI


最新トラックバック


最新コメント


カテゴリ


プロフィール

Tao

Author:Tao
性別:♂
子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


RSSフィード


リンク



【BDもDVDもBOXで!】


【あの映画をお手元に!】





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。