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美しき野獣

クォン・サンウが売りみたいだけど、まったく興味なし。当初は劇場スルーのつもりだった。でも、あれ?共演がユ・ジテじゃないの。彼の出る映画は信頼できる。モーニングショーで鑑賞してきた。
いやー、朝だというのに、予想通り韓流おばさんたちの列ができてました。男の観客はオレを入れて3人だけ。先着プレゼントとかでポスターくれました。オークションにでも出そうかな(笑)。

今回のサンウの売りはワイルド演技らしい。でも、こいつワイルドなわりによく泣くのだ。いかにも女性受け狙ったキャラが、正直鼻につく。大体、荒くれ演技って、そんなに難しいもんじゃないのだ。それを持ち上げようとする雰囲気にも、ちょっと抵抗したくなる。サンウ、ホントどうでもいいわ。

一方、目当てのユ・ジテは、期待通りのクールな演技を見せてくれる。卑屈な正義感に燃えたエリートが、徐々に本気で熱い男に変貌を遂げる。こっちの方がよっぽど魅力あるし、演じるには難しい役だ。さすがユ・ジテ。惚れ直すぜ。

様々な顔を持つ悪党カンジン。笑顔が怖いのって、すごいよね。一見人のよさそうなソン・ビョンホが、カリスマ性を感じさせるワルを見事体現。面白い役者がいるねー、韓国にも。

この映画、前半は予定調和だけど、後半はまったく先が読めなくなる。サンウとユ・ジテがそろって捕まって、裁判にかけられて犯罪者に貶められる。この展開にはビックリだ。檻の中からじゃ手を出せないもんね。

でもこの映画、その後がいただけない。親の葬儀でシャバに出たサンウが、破れかぶれになってカンジン一味を襲うのだ。もう何でもあり。次々と手下を撃ち殺して、最後はカンジンを追い詰める。でも、その時すでに自分が射撃隊に包囲されてしまうのだ。そして、ものすごい数の弾を受けて射殺される。

この場面で、劇場のあちこちからすすり泣きが聞こえてきた。こっちはもううんざり。そりゃ、愛するサンウ様が壮絶に死ねば、ファンは泣くでしょう。ファンに罪はない。でもファンじゃない人間はどうすんのよ。

映画にこうしなきゃいけないって法律はないけど、こうあるべきっていう約束は、確実に存在するはず。こういう刑事ものなら、正義の側に立つ刑事は、ギリギリのところで悪党を倒してほしいし、それが映画のカタルシスだと思う。この難しい課題に対して、たくさんの映画人が苦労して頭をひねって、名場面を作り上げてきたのだ。

この映画は、それをあっさり放棄した。そんな七面倒なことより、サンウが壮絶に死んで、おばさんたちが涙を流す方を選んだのだ。そうか、そうですか。そっちを取ったのね。じゃ、オレは絶対に評価しない。この映画は、このクライマックスだけでクソ映画だ。

ラストは出所したらしいユ・ジテが、あっさり悪党を射殺。こんなユ・ジテを見せられて、複雑な気分だ。こんなラストは期待してないから。エリオット・ネスがアル・カポネを殺しちゃ安易でしょ。安易な映画って大っ嫌いだ。結局、サンウ主演だからこういう流れになっちゃったんだろう。サンウ株、一気に急降下。もともと高値なわけでもないのに。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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