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グランド・ホテル

「THE 有頂天ホテル」にもオマージュされた、群像劇の元祖的作品。第5回のアカデミー賞で作品賞を獲得した名作でもある。以前録画してあったビデオで鑑賞した。
たくさんの俳優たちが演技を競う映画・・・に見えるけど、実際話の中心になるのは5人だけだ。

一見紳士、でも実はこそ泥のガイゲルン男爵。ジョン・バリモアが、ハマリ役と言えるほどのプレイボーイぶりを発揮する。でも、この時すでに50歳なのよね。若い娘に手を出すのも、ほどほどにした方がいいんでないの?

そんな男爵に狙われる、落ち目のロシアン・ダンサー、グルシンスカヤ。驚くほどの美しさで、観客の視線釘づけにするのがグレタ・ガルボだ。前半の彼女は完全に鬱病だよね。それが男爵の登場で一気に躁状態に。このギャップはすごい。恋は最高の特効薬だ。

もう一人の花、フレムヒェンを演じるのがジョーン・クロフォード。ガルボとは違った知的な美しさを見せる。こんな大女優を二人も使うとは、なんて贅沢な映画なんでしょ。

心は貧しい大会社の社長、プライジング。「嘘は嫌いだ」とか言ってたくせに、合併話がダメになりかけてしまい、最後の最後に大嘘をつく。んで後悔しきり。でも彼の偉そうな態度を見てると、そんなことで悩むような人物には見えない。ウォレス・ビアリーが、この俗物を見事体現していた。

最後は、プライジングにこきつかわれることン十年の経理士、クリングライン。人って、死期が迫って怖いものがなくなって、開き直ったら強いねー。残りわずかな人生を謳歌することに、すべての情熱と有り金を注ぎ込む。でも根は小市民、いい人なのよね。ライオネル・バリモア、いい感じで共感させてくれました。

5人の人間模様で進むお話は、クライマックスで急展開。まさかプライジングが男爵を殺しちゃうとはね。しかも、結構あっさり殺されるし。泥棒だからあんまり同情されないジョン・バリモア、微妙な主役でした。

暗くなる一方の話を明るくしてくれたのが、フレムとクリングラインのカップル。さっき大事な友人の男爵が死んだばかりだというのに、なぜか意気投合しちゃって、満面の笑顔で旅立っていく。切り替わり早いねー(笑)。まあ、死が近いんだもんね。いつまでも引きづってるヒマはない。

「人生は勇気を持てば素晴らしい」・・・クリングラインの名台詞だ。ビビって踏み出さなきゃ、何も得られない。一歩進んでみなければ、見えない世界もある。それに気づいて人生の意味を知ったクリングラインの、あの笑顔が忘れられない。確かにこれは映画史に残る名作だ。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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