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単騎、千里を走る。

健さんの新作、日本人なら観とかないといかんでしょ。公開初日初回で観てきた。
健さん映画の成否は、健さんをいかに健さんらしく撮れるかにかかってると言っても、過言ではない。長年つきあってきた日本人ならともかく、外国人のイーモウ監督にそれができるだろうか。不安があるとすれば、そこだった。

寒風吹きすさぶ海辺に健さんが佇むファーストショット。これだけで、イーモウ監督が健さんを理解してることがわかった気がした。健さんを愛してる気持ちが伝わってきた。うん、合格なんじゃない、この映画。



無口で不器用。まさに「ザ・健さん」な親父。不仲の続く息子が死の淵にいると知っても、何をしてやったらいいかわからない。ふがいなく思っても、それが自分なのだから仕方ない。そのふがいなさ、悔しさが、スクリーンから伝わってくる。

そんな時に渡されたビデオテープ。これだけが、息子につながる唯一の手がかりだった。これだ!これが、オレが息子にしてやれることだ!天啓のようにひらめいて、健さんさっそく中国へ。

実際には、息子にとって重要なことじゃなかったにせよ、何をしたらいいかわからなかった健さんにとって、大切なのは、何かをすることだった。言葉で思いを伝えるのは苦手だから、行動でわかってもらいたい。

その一心が、国や民族の違い、言葉やルールの壁を乗り越えていく。旗の陰で男泣きの涙を見せる健さん。あれはもう国の宝だね。日本人として、健さんを誇りに思う。

泣かすポイントは絶対にはずさないイーモウ。あざといほどの攻撃の連続に、彼に対してシニカルな印象を持つオレも、さすがに降参した。ガイドの男の献身に泣き、ヤンヤンとのふれあいと別れに泣き、息子の写真に涙を流すリー・ジャーミンやもらい泣きする囚人仲間たちに泣き、息子を失った男の哀しさに泣く。最後は健さんが映るだけで、胸が締めつけられるほどに。

ラストは最初のシーンと同じ風景。でも、不器用な男が不器用なりに頑張った2時間につきあった後では、まるで違うものに見える。健さんの背中をずっと見ていたい気持ちにさせられている。いい映画を見せてもらった。健さん、ありがとう。イーモウ監督、ありがとう。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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