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密殺集団

ネットの知人から以前薦められていた映画。ビデオ借りてきた。
かなり腹にこたえるハードな力作だった。20年以上前の映画だけど、投げかける問題はまったく色あせていない。凶悪犯罪が増えた現代の方が、よりリアルに感じられるかもしれない。

正しき者、弱き者を助けるはずの法律が、なぜか悪人を守っている矛盾。法の番人である判事でさえ、法律にしばられて自由はない。法のすき間をすり抜けていく悪質な犯罪者たちを、なすすべもなく見逃すしかない。この吐き気をもよおすほどの苛立ち。

これは映画の中だけの話じゃない。身の毛もよだつような事件を起こしておきながら、法律の名の下に、数年立てば何事もなかったように元の生活に戻っていく罪人たち。性根の腐ったバカ野郎が、大手を振って歩く世の中。おかしいと思うこと、しょっちゅうあるよ。被害者やその家族のやり切れなさったらない。

密殺集団、オレは大いにありだと思った。法律で罰することのできない極悪人は、超法規的な制裁を受けるべきだ。今の世の中は、被害者にあまりに厳しく、加害者にあまりに甘すぎるから。

映画の中ではマイケル・ダグラスが、この行為に疑問を感じ、それを阻止しようと奔走する。最後には警察にバラしちゃったりして。脚本家は、これをやらなければ映画のモラルが保てないと思ったんだろう。でもそれは逆効果だった。ダグラスを観て思うのは、「お前だって一度はそれに賛成しちゃったんだろうが。今さら偽善者ぶったって遅いよ。余計なことすんなって」。彼が奮闘すればするほど、こっちは密殺集団サイドに立ってしまう。

人が人を裁くのは確かに難しい。それが行き過ぎないように、法律がある。だから、「ワルはヤッチマイナ!」的考えは、危険な思想なのかもしれない。でも、理性じゃ割りきれないものってあるのよ。生の感情が正しいときもあるのよ。

オレはハル・ホルブルックを支持する。彼ならこの特別な法廷を、適切に続けていってくれそうな気がするから。

オレがこのメンバーなら、去年もっとも腹が立った、耐震強度偽装問題の連中を審議にかけるね。あいつらをのさばらせておく方が罪だ。あの無責任ぶりは、人間のものじゃない。人間の法律で保護する必要はありません。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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