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レッサー・エヴィル

「ユージュアル・サスペクツ」みたいな映画かな、と勝手に思っていた。レンタルビデオで鑑賞。
「ユージュアル・サスペクツ」が、「カイザー・ソゼって誰?」ならば、この映画は、「殺されたのは誰?」だ。神父が自分で葬儀を進行させながら、心の中で犯罪を告白するというオープニングに、まず驚かされる。

集まった4人の男たちが葛藤する現在と、若き日に起きた事件の回想が、巧みに交錯する。彼らは昔、何をしたのか。どんな結末を迎えたのか。そして彼らは、これからどうなるのか。これらの謎が少しずつ明らかになっていく。一時たりとも目が離せない。

超有名俳優を使ってるわけでもなく、若い頃を演じる若者たちも、ひと目でわかるほど似てはいない。だから、最初は誰が誰やら飲み込めず混乱した。でもしばらくすると、個性がはっきりしてきたので助かった。

4人の中で一番のバカは、やっぱりジョージだ。あいつがいじめられるのは、あいつがとことんバカだから。バカゆえにあんな事件を起こしたのだ。あまり同情の余地はない。大人になって、自分を見下していたやつらを見返そうと、なんか立派な仕事についたみたいだけど、バカなところは変わってない。結局、バカやって拘束されて、監禁される始末。バカですな。ホント、死んでください。

続くアホはデレック。こいつの欠点は、考えがとにかく浅いことだ。考えだけでなく、何もかも浅い。浅いゆえに必死になるけど、全然いいことはない。すぐにカッとなって、次の瞬間には後悔しておびえまくる。こういうヤツいるけどね、確かに。

現実的な考え方で冷静に判断するのが、警官になったフランク。あまりに現実的すぎて、罰から逃れるためなら、どんな罪でも犯すべきと考えている。頼りにはなるかもしれないけど、ついてくととんでもないところで降ろされる。悪いヤツじゃないんだが、決していいヤツでもない。

そして、あの事件によって聖職の道を選んだ、神父アイヴァン。一番まともな神経の持ち主だ。ちょっと正義漢すぎるところもあるけど、直接誰も殺してない分、感情移入はしやすい。どんどんエスカレートしていく3人を止めてくれ。それができるのは、アンタしかいないんだから。

そして、その通りに、彼は事態を収拾してくれた。しかしそれは思ってもみない形で。神の僕に一体何が起こったのか。何のためにあんなことをしたのか。突然の殺人に、思いきり面食らってしまった。

「誰が殺されたのか」というミステリーに重きを置いたがために、キャラの一貫性は二の次になってしまったようだ。それまでの流れがなかなか良かっただけに、ちょっといただけない。確かにうまい解決策ではあるけどね。それを神父がやっちゃマズいべさ。

目をつぶるにはちょっと大きすぎる難点だけど、無理やり目をつぶれば、先の読めない展開に引き込まれる、うまく構成された映画だ。ドン・デイヴィスの音楽も、哀愁を漂わせて秀逸。暗い雰囲気に浸って、ドヨンとなれる。余韻も悪くない。いい映画だよ、アレを除いてはね。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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