ニック・オブ・タイム

リアルタイムで進行するストーリー、新旧曲者俳優の競演、当時ヒット作を連発していたジョン・バダムが監督、といろいろ売りの多い映画。なのに、まだ観ていなかった。今頃、レンタルビデオで鑑賞。
この映画を観て誰もが思うであろう疑問を、オレも持ってしまった。

「ウォーケン、なんで自分でやらないで、その場で見つけた素人にやらせるの?」

これを言い出すと、この映画自体が成り立たないから、なるべく考えないようにしたのよ。でもそんな努力も、デップが抵抗を試みて、ウォーケンが四苦八苦するのを目にする度に、何度も何度も脳裏に浮かび上がってきてしまう。

そのうち、ウォーケンが画面に出てくると、「また出てきた!」と笑ってしまった。お前は付き添いか!(笑) だから、そんなに心配なら自分でやるか、もう少しうまく脅すかしたらいいのにね。

ウォーケンは「オレの目に狂いはなかった」なんて自画自賛してるけど、言うこと聞かないわ、逃げようとするわ、これって明らかに人選ミスでしょ。挙句、逆にやられてしまうんだから、まさに自業自得。

黒幕は市長の旦那で、警備も全員グルなら、わざわざ素人を脅して撃たせる必要ゼロでしょう。どうしてもそうしなくちゃいけない理由が絶対に必要だった。そうしないと、脅されてるデップにも肩入れができない。

同じシチュエーションでも、「24」は面白かった。大統領暗殺を強要されるバウアーを、本気で心配した。話の土台がしっかりしていたからだ。一方この映画は、最低限するべき努力を怠っている。この記事の冒頭に掲げたような、たくさんの売り要素に安心しちゃったのかな?脚本家は反省してください。

まあでも、時間も短いし、意外な展開もあったから、退屈せずに観れたのもまた事実。期待しすぎたとは思わないけど、バダム監督らしい浅い映画だと思えば、この程度でよしとしなきゃいけないかな?

そういや、最近映画を撮ってないジョン・バダム。どうやらTVの仕事が多いみたい。彼のかる~いセンスは、確かにTV向きかもね。

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Comment

[374]

どもども、こんにちは。
> 「ウォーケン、なんで自分でやらないで、その場で見つけた素人にやらせるの?」
やっぱり思いました!?
私も、これがものすごく納得がいかなかったデス。
ジョニデが必死に抵抗するのも、なんとなく動機づけが弱いように思えました…。

[375]

>Zeroさん
もう途中からおかしくてね、心配性のウォーケンが。
デップが一言言えばよかったんですよ。
「そんなに心配なら自分でやれば?なんでオレに
 やらせんの?オレ銃も撃ったことないよ」って。
オレならそう言うけど。

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ニック・オブ・タイム

1995年度 アメリカ作品 89分 UIP配給原題:Nick of TimeSTAFF監督:ジョン・バダム脚本:パトリック・シーン・ダンカンCASTジョニー・デップ、クリストファー・ウォーケン、チャールズ・S・ダットン■STORY税理士のワトソンは、娘想いの平凡な男。...

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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