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茶の味

カンヌにも出品されたらしいけど、内容は全然知らなかった。浅野忠信が出てるというだけで、変な映画であろうことを覚悟。DVD借りてきた。
確かに変な映画だった。あとで知ったことだが、「鮫肌男と桃尻女」の監督だっていうじゃない。まともな映画なはずがない。

いきなり少年の頭から電車がとび出てくる。女の子の巨大な顔が現れる。血まみれの寺島進が突っ立ってる。空想をそのまま画にしてしまう試み、案外嫌いじゃありません。ふーん、面白いじゃん。

これと言った事件は起こらなくても、出てくるキャラ一人一人が個性的で、観ていて全然飽きが来ない。143分はあっという間に過ぎた。

見事に主役を張った子役の二人が、なかなか味があって面白い。囲碁で恋路を切り開くお兄ちゃん。土屋アンナをバスに乗せて、ドアが閉まる寸前に傘を放り込むファインプレーを見せてくれる。あれはカッコよすぎるぜ!思わず拍手してしまいました。妹も、ラストで逆上がりに成功して、巨大ひまわりが地球を飲み込みラストを締める。って、これで締まるところがすごいけど。

「ALWAYS 三丁目の夕日」に続いて(って、こっちが先だが)お医者さん役の三浦友和や、超ド級のアニメを完成させるお母さんの手塚理美も、いい感じで力が抜けてる。浅野忠信は力抜けすぎかも。中島朋子や和久井映見、武田真治に剛などの豪華ゲストも、観ていて楽しい。ツヨポンなんて、ホントにちょこっとしか出てないもんね。全然オーラないし(笑)。

そんな中、最高にハジけていたのが、我集院達也だ。「鮫肌男~」の殺し屋もすごかったけど、本作の彼はさらにパワーアップしている。ただのおじいちゃんかと思ったら、さにあらず。「なんであんたは三角定規なの!」にあっさりダウンを取られ、「あなたお湯ですね」に抵抗する力も失せ、CDにもなった名曲「山よ」で完全ノックアウト。こんな濃厚キャラに出会える映画はそうそうない。ていうか、普通の映画はこういうこと絶対しないけど(笑)。

そんな爆裂キャラが死んで残したのが、家族のイメージで描いたパラパラまんが。すごく温かくて優しくて、在りし日とのギャップに思わず泣きそうになった。あれは反則だ。ずるい。感動しないわけにいかないじゃん。

「ALWAYS」がホームドラマの王道なら、この映画は邪道だ。脇道だ。でも、「ALWAYS」と同じくらい、忘れがたい場面にあふれている。あっちが堂々とした日本映画なら、こっちも胸を張って世界に出せる日本映画だ。「鮫肌男~」から進化した、石井監督のユーモアに拍手を贈りたい。

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Comment

[293]

そうそう、そうなんですよね笑。
楽しくてあったかい意外といい映画ですよね。

[294]

>スーさん
そうですね。
意外といい映画でしたね。
この「意外と」が、はずせません(笑)。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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