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ダーク・ウォーター

「ザ・リング」「THE JUON」に続く、ジャパニーズ・ホラーのハリウッド・リメイク第3弾。とても日本的なオリジナルが、どう料理されてるのか。レイトで観てきた。
この映画は、オリジナルと比べるのが一番レビューしやすい。

(以下、「仄暗い水の底から」のネタバレ大いに含む)

ホラーとしては、オリジナルの方が怖かった。中田監督の恐怖感をあおる演出は見事だった。あれはアメリカ人には不可能だ。あっちの人は、よりダイレクトな表現を好むからね。

オリジナルの真似をしてもかなわないと、初めからわかっていたようだ。本作では、オリジナルの見せ場を再現しようとは考えていない。給水塔に内側から浮き上がる手形や、エレベーターでのグロテスクなクリーチャーは完全カット。カバンネタにしても、オリジナルはしつこいくらいに戻ってきたのに、こっちはそうでもない。だから、ところどころ怖い場面はあるものの、全体としてショッキングな映画という印象はない。

そして、オリジナルが失敗している部分も、かなり修正されている。死んだ女の子の造詣がいかにも作り物で、母親の最後の選択に疑問符がついてしまったオリジナル。本作は、娘を救うためというシンプルな見せ方が、とても強いメッセージを持っていて、納得がいった。ラストの母親再登場も、事件からあまり間を空けなかったことで、自然に受け入れられた。オリジナルは、相当大人になってからだったもんね。あれは変だったよ。

リメイクの方が、映画のエッセンスとでも言うべき、母親の娘を思う気持ちに焦点が絞られている気がした。違和感をまったく感じず、自然に物語に身を任せられた2時間だった。そのせいか、観終わったあとの余韻は、オリジナルよりも深い。ホラーではなく、哀しくも温かいドラマを見せてもらった気分だ。脚本と監督にホラー畑じゃない人を選んだのが、功を奏したようだ。

キャストも地味ながら豪華。アカデミー賞授賞済みのジェニファーちゃんを筆頭に、ティム・ロス、ジョン・C・ライリー、ピート・ポスルスウェイトと、ノミネート経験者で脇を固めている。男たちについては、そこまでの演技が必要な役でもないような気もするけどね。

しかしジェニファーちゃんって、「砂と霧の家」もそうだったけど、薄幸な貧乏女が似合うねー。あんなにキレイなのにさ。彼女なら、どんなに頑張ってもむくわれない感じがする(笑)。ゴージャスな女優が多い中で、彼女のようなタイプはとても貴重だ。でも、純粋に美しいヒロイン役も観てみたいな。

愛娘セシリアを演じた子も可愛かった。アリエル・ゲイドって名前なのね。今後もいろんな映画に出てきそうだな。覚えておこう。

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ダークウォーター

『DARK WATER』公開:2005/11/12監督:ウォルター・サレス原作:鈴木光司    『仄暗い水の底から』(角川書店刊) 出演:ジェニファー・コネリー、アリエル・ゲイド、ジョン・C・ライリー、ティム・ロス離婚調停中のダリアは、5歳の娘セシリアの親権をめぐって....

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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