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CODE46

マイケル・ウィターボトムがSFに初挑戦。主役にティム・ロビンスとサマンサ・モートンと、キャスティングもなかなか渋い。DVD借りてきた。
DNAが近いと結婚も出産もしちゃダメという近未来。婚約したカップルは、婚姻届を出す窓口よりも先に、DNA鑑定士のところへ行って、お墨付きをもらわないといけない。あれでダメって言われたら、そりゃガッカリするよ。優生学が行き過ぎた社会、SFにはよくある設定だ。

禁断の法律、コード46に思いっきりひっかかっちゃった二人、ウィリアムとマリア。マリアの削除された記憶を必死で甦らせようとするウィリアムの姿に共感し、なんとなく思い出して愛に震えるマリアに涙する。最後は結局離れ離れに。切ないねえ、泣けるねえ。

・・・あれ?なんで泣けないのかしら。オレってそんなに冷たい人間だったのかな。不思議なくらい、普通に観てしまった。決して悪くはない出来だけど、宣伝ほどのものは感じなかった。どうしてだろう。

特典映像の監督インタビューを見て、その答えがわかった気がする。この映画には、SFに対する愛情がどうにも欠けているのだ。

小さい頃からSF小説が好きで、眉村卓だの筒井康隆だの星新一だの小松左京だの半村良だのに没頭しまくっていた中学時代。「スター・ウォーズ」に始まるSF映画黄金期に、完全に重なってついていった物心。もちろん、海外の名作SFはひととおり読破してる。自称、生粋のSFファンなのだ。

オレにとってSFは、他のどのジャンルよりも特別なもの。だから、SF映画はSF好きな人に撮ってもらいたいと願う。今までのSF映画は、大抵オレと似たような気持ちを持った、子供みたいなオヤジが作ったものばかりだ。だから受け入れられる。同じ匂いを感じるから。

ウィンターボトム監督は、決してSFファンではない。この映画を撮ったのも、インタビューで語った通り、「次はSFをやってみたいなー」って、気まぐれに思ったからだ。そして、他のジャンルの映画を作るように、この映画も作った。彼にとっては、別にSFでなくたって、こういう映画は撮れるのだ。

だから、SF的な設定もギミックも、よく出来てはいるけれど、思い入れは感じられない。SFへの熱い思いはこれっぽっちもない。それを、SFファンのオレは敏感に嗅ぎ取っちゃったのね。そして、そういう人が撮るSFには、正直嫌悪感さえ感じます。はっきり言ってイヤです。お前がSF撮るなと言いたい。

もし彼が、これからもどんどんSFを撮るようなら、謝罪の上で今の発言を全部撤回します。でも、言い切れるよ。彼はもう二度とSFは撮らない。彼にとってSFとは、その程度のもんだから。SF好きな監督は、SFばっかり撮るでしょ。そういうもんなのよ。

一般的には、こういう切ないラブストーリー系は受けるはず。オレみたいな極端なオタクじゃなければ、面白いはずです。オススメします。オレは二度と観ないけど。ついでに、ウィンターボトム監督にも興味失せました。よっぽど大絶賛でもされない限り、他のも観ないと思う。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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