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MUSA 武士

「私の頭の中の消しゴム」の感動の勢いで、チョン・ウソン出演作を借りてきた。
聞けば、企画制作5年、総制作費70億ウォン、日中韓スタッフ総勢300名の超大作だという。なんかすげえと思っちゃうけど、あれ?よく考えたら70億ウォンって大体7億円だよね。初めの企画から5年って、そんなに長いか?そこそこの映画なら、ケータリングまで入れたら300人くらい行くでしょ。それなりの規模だとは思うけど、それにしても宣伝あおりすぎ。

確かにそうでもしないと、客の入りが心配になる出来ではありました。7億かけたんなら、もうちょっと予算足して、脚本にも金かけろよと言いたい。

この映画の致命傷は、キャラに一貫性がないことだ。どの人物も、さっき言ったことと、今やってることが違いすぎる。こんなんで、誰に感情移入しろって言うの?

高麗の若き将軍は、使命を全うできなかったことを悔やむが、部下の命にはあまり配慮がない。それどころか、精も根も尽き果てて倒れる部下を、足手まといだと捨てる。一度は国へ向ったものの、捕まった明の姫を見て、助けて明に戻ると言い出す。こんな上司についていかなきゃならない部下も大変だが、時代がそうなら仕方ない。そこまではまあいい。

ところがこの男、追っ手の元を振り切るために、自分がおとりとなるのだ。結果的に助かったけど、あんな場面で命を落とすような選択をする男じゃない。流れに沿うならば、あそこでのおとりは部下オンリーだ。功名心の高い男が、まだまだ先行き長い任務の途中で、あんなことはしないだろ。

チョン・ウソン演じる奴隷の男もおかしい。副使にしか忠誠を誓わなかった男が、何で他国の姫にあんなに構うのか。助けようとするのか。「助けて」の布切れだけでは、説得力がない。

終盤、これ以上犠牲を出さないために、元に向って行く姫を、わざわざ助けるのも迷惑行為だ。自分の国の人々はどうでもいいんかい。あそこで助けに行っちゃったせいで、加勢した自国の副官は死んじゃったし。自分勝手な行動は慎んでください。

じゃあ100%姫の味方なのかと思ったら、「お前も歩け」と言わんばかりに籠を破壊する。あの行為は支持するけど、キャラの説明はつかない。すぐれた編集者なら、カットすべき場面だ。もしくは、籠のエピソードを初めから脚本に入れないか。

姫にも困ったもんだ。自分のことしか考えない女だから、助けてもらったのにわがままし放題。自分のためにたくさんの人が死んでるのに、将軍や槍使いの男が庇ってくれるのをいいことに知らんぷり。まあそれならそれでいい。そういうバカもいるでしょう。

なのにこの姫、周りの視線に耐えられなくなったのか、(まさか)自己犠牲の精神に目覚めたのか、「自分が死ねばみんな助かるのね」と敵方に向って歩き出す。今までの厚顔無恥は何だったのかね。んで、槍使いに助けられて戻ってくる。戻ってくんなー!振り切ってでも行っちゃえ!そこで今までの強情な性格を少しは出せよ。

とまあ、どっち向いてんだかわからない主要キャラのおかげで、土台も支柱もボロボロな有り様。いくら合戦シーンに迫力あっても、しらけちゃって気が入らない。134分、長かったー。え?オリジナルはさらに20分長いの?きっとムダに長いんでしょう。134分で助かったと言うべきか。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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