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ツイステッド

アシュリー・ジャドにサミュエル・L・ジャクソン、アンディ・ガルシアの競演に期待して、DVD借りてきた。
こういうサスペンスでは、基本的に犯人探しはしないのだけど、この映画は考えるまでもなくわかってしまった。別にオレの頭が冴えていたわけじゃない。誰が見ても、わかってしまうようになっているのだ。これが、この映画の致命的欠陥だ。

まず、ジェシカの父が母を殺したエピソードが不自然。愛が高じて殺しちゃったなんて、「愛の流刑地」じゃあるまいし。んで、それを発見したのが当時同僚だったミルズだと聞いて、もう犯人決定(笑)。ミルズが重要人物でなければ、ジャクソンをキャスティングする理由がないのだ。

その後、ジェシカはワインを飲むたびに昏睡状態に陥り、その間に「ゆきずりの彼氏連続殺人事件」が起こる。その眠り方が、どう見ても薬入ってるとしか思えないし、最後の一瞬に必ずジッポの音が入る。こっそり忍ばせた伏線というには、あまりにはっきりしすぎ。んで、ジッポを持っているのはミルズで、とにかく怪しげなマイクはマッチなのだから、犯人は一人しか考えられない。

しかし、映画はしつこいくらいに、ミルズ以外の男たちを犯人に見せようと、怪しい演出を繰り返す。マイクしかり、一晩だけ関係を持った警官しかり、精神科医しかり。でも、怪しくすればするほど、彼らの嫌疑は晴れていく(笑)。一番普通に描こうとしているミルズで決まりでしょ?

それでも、ちょっとは期待したのよ。これで本当はやっぱりマイクだったり、全然関係ない人だったら、それはそれですごいな、と。まったく予想通りの展開で話が進み、そして終わってしまった。なんじゃこりゃ?

特典映像にカウフマン監督のインタビューが収録されていた。「必要なヒントはすべて仕掛けてあります」みたいなことを言っていた。なるほど、確かにそうだ。それも、ものすごくわかりやすく。

きっとカウフマン監督って、すっごく真面目な人なんだろうね。きっちりきっちりした仕事が好きなんでしょう。そういう手腕って、人間ドラマではかなり発揮されると思う。でも、こういうサスペンス・ミステリーではどうなんかな。真面目に作りすぎて、全部丸見えなんだもの。

ミステリーにはミステリーの作り方ってもんがある。巨匠に対して失礼かもしれないけど、彼はそれを知らないとしか思えない。もしかしたら脚本の通りなのかもしれないけど、ならば脚本を書き換えなきゃ。知らないから、それもできないんだろう。

まあ、真面目に作ってあるから、映画としては普通に観ることはできる。「こんな事件がありました」的話として。でも、ミステリーとしては三流だ。

もう一つ言わせてもらえば、映画史上初(ポルノを除く)の淫乱女刑事には、エロティックな魅力はあっても、感情移入はできません。共感できるのは、セックス中毒の人ぐらいじゃないの。映画の主役としてはどうなんかね。女性の意見も聞いてみたいもんですが。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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