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四月の雪

ヨン様目当てのオバ様たちで、劇場はごったがえしてるという。そんな状況で鑑賞するのはちょっと避けたい。そこで、「メンズデーなら、オバ様占率も低かろう」と名案を思いつき、札幌・ユナイテッドシネマで月曜朝イチの回に行ってきた。
この作戦は、果たして成功だったようだ。うるさい「オバタリアン」もいなかった。次の回だと、もう果てしない行列ができてたから、こうはいかなかったかも。

大体、ただのヨン様映画なら、劇場スルーしてしまうところだ。でも、本作の監督はホ・ジノ。こりゃ観ないわけにはいかんでしょう。「八クリ」の感動をもう一度!予告編で光っていた、ソン・イェジンの美しさも、スクリーンで堪能したかったし。

こんな事前の期待に、しっかり応える作品になっていた。期待以上とまでは行かないけど、まあこれくらいなら満足できる出来でしょう。

ホ・ジノ監督の演出は、決して派手にならず、主役二人の行動を淡々と描いていく。説明的な台詞は皆無。一見、起伏のあまり感じられない2時間だ。睡眠不足だったら、きっと舟こぐ破目に陥ってたことだろう。

でも、そういった見た目の平坦さとは裏腹に、一枚めくったその下には、ものすごく雄弁な感情がうねりをあげて流れている。これこそまさにホ・ジノの本領発揮だ。

ソン・イェジンの驚異的な美しさには、完全ノックアウト。なんであんなにキレイなの?なんであんな奥さん放っといて、不倫に走るの?この罪は重いぞ。彼女のダンナは死んで当然である。ま、夫婦のことは夫婦にしかわからんもんだし、仕方ないんだろうけどね。

彼女の切なげな表情を見ているだけで、胸がしめつけられる。ましてや涙を流された日には、ぎゅーっと抱きしめて守ってあげたい、すべてを投げ打って彼女のもとに走りたい、と思ってもおかしくない。後半に見せる笑顔もステキ。サービスショットの下着姿や、体当たりのベッドシーンも、すべて彼女の魅力を高めている。あれでどうも思わん男は、一度病院行って診てもらった方がいい。

一方、世の話題独占中のヨン様は、ほとんど印象に残らない。あまりに表情が乏しすぎ。でもこの映画の場合、これが案外間違いじゃない。ホ・ジノの映画なら、彼のような能面演技の方がしっくりくるのだ。変に主張される方が、逆に感情移入しづらくなってしまう。彼がでしゃばらないおかげで、ヒロインも引き立ってるしね。そういう意味で、彼の起用は正解。これで女性客も取り込めるなら、まさに一石二鳥だ。

ソヨンがインスに花の鉢を贈り、その後二人はホテルで逢引きし、結ばれる。やっぱり、女が男にプレゼントするってのは、相当大きな好意の表れなんだな。ちょっと展開が急に感じられた場面だけど、それだけあの花には意味があるってのことなのよね。なかなか女をわかってる脚本だ。憎いぜ、コノヤロー。

なんだかはっきりしない終わり方も、オレはよかった。一度別れた二人は、もう会わないはずだった。なのに、降るはずのない四月の雪が、また二人を引き寄せてしまう。二人には、ああなるしか選択肢はなかった。彼らは決して無責任な人間じゃないのにああなっちゃったんだから、これはもう仕方ない。先のこと?そんなの誰にもわからないのよ。男の女の仲ほど、先行きのわからんものはない。ただ、幸せになってほしいと思うね。特にソヨンには。

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はじめまして。HONDO@『よんふぁ広場』主催者です。唐突ながらTBさせていただきました。
Taoさんは札幌の方だったんですか。私も札幌在住です。ところで私はブログの他にも、札幌を中心にした映画好きの人たちによるML(メーリングリスト)に参加しているのですが、もし興味があれば、ご参加いかがでしょうか。詳しくはこちらをごらんくださいませ。
http://www.cinema-malts.com/(シネマモルツ)
それと、そのMLの外部向けブログであるこちらもよろしく。
http://d.hatena.ne.jp/cinemamalts/(シネマモルツはてな支局)
これからもどうぞよろしくお願いします。

[247]

>HONDOさん
残念ながら札幌ではないのですよ。
かなり地方気味です。
たま~に札幌遠征して、地元じゃかからない映画を
観るのが楽しみなのです。
なかなか行けないですけどね。
でもでも、これからもよろしくお願いします。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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