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フロム・ヘル

「チャーリーとチョコレート工場」鑑賞直前!ってなわけで、ジョニー・デップDVDを2枚借りてきた。これはその1本目。
バートンの「スリーピー・ホロウ」と似たような感じかと思っていたが、ずいぶんと違っていた。舞台は田舎ではなくロンドンだし、犯人は実在の殺人鬼、切り裂きジャック。彼を追うのが警部アバーラインこと、われらがジョニー・デップだ。

アヘンを吸うと事件を予知できたりするところが、いかにも一筋縄ではいかない彼らしさ。スマートでストレートなヒーローなんかじゃ全然ない。でも、なかなか犯罪を阻止できないイライラや、愛する人を守りたい気持ちなんかは、とても感情移入しやすく、他の映画のエキセントリックな役と比べて、かなり真っ当な印象を受けた。

お相手のヘザー・グラハムも、彼女らしい役どころ。きわめて顔立ちの整った美人なのに、いつもちょっと崩れたエロさを醸し出してる彼女にとって、不衛生な感じのする街の娼婦メアリなんて、まさにはまり役。初めのうちは、他の娼婦と同じように酒場でガハハハなんだけど、後半は、アバーラインと純愛まっしぐら。このギャップもとてもよかった。

感心したのは、アバーラインの部下、ゴッドレイの忠実さだ。いつも冷静で、優秀な参謀ぶりを発揮する。アバーラインがアヘンでヘロヘロの時は、拳を使って現実に引き戻す。その一方で、メアリとの仲を真剣に心配したりして、観ていて「こいついいやつー」と思った。ロビー・コルトレーン、儲け役だ。

切り裂きジャックの背後にフリーメイソンが存在していたという壮大な仮説は、19世紀末という時代の雰囲気にも合っていて、なかなか面白かった。なんかエレファントマンまで出てきてるし。ただ、王室まで絡めちゃう展開には、「そこまでやってもいいの?」と心配になった。日本ではまずありえない。皇室が犯罪に絡んでいた…なんてやったら、まず公開されないでしょ。懐が広いね、UKは。

彼女を守るために、彼女と別れる。アバーラインの悲痛な選択が、心を切り裂くクライマックス。娼婦仲間が残した孤児と海辺で暮らしながら、アバーラインが来るのを待つメアリの姿が、とても愛しくてとても哀しい。この映画、よくあるミステリーと思っていたが、やられました。デップとグラハム、ちょっと翳のある二人をキャスティングしたのは、このラストのためなのね。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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