キス・オブ・ザ・ドラゴン

先ごろ公開の「ダニー・ザ・ドッグ」が思いのほか良くて、ベッソンとジェット・リーが組んだ本作も、観なければと思っていた。DVD借りてきた。
アクション映画なのに、観終わったあと暖かい気持ちになれる。孤高の刑事と、泥沼から這い上がれない娼婦が、少しづつ結びつきを強めていくさまが、観ていて心地いいのだ。

もちろん、アクションに手を抜いてるわけじゃない。そこはジェット・リー、切れのよさは抜群だ。しかし、それほど凝った格闘シーンがあるわけでもない。強いて言えば、双子の白人との死闘ぐらいか、激しかったのは。

「ダニー・ザ・ドッグ」は、ジェット・リーのキャラ作りが目立ってたけど、本作の彼は、あれに比べると普通。インパクトは意外に小さい。主役なのにね。

一方、ブリジット・フォンダは少しバカっぽいんだけど、素直で裏表がないお人よし。このキャラにはとても好感が持てた。もともと彼女はお気に入りの女優なのだが、「ジャッキー・ブラウン」の尻軽女にため息をついてから、ちょっと離れていた。実際、最近話題作も少ないしね。そんな彼女の、ある意味復帰作。見直した。やっぱかわいいなあと思ったもん。

チェッキー・カリョの無軌道な暴れっぷりも、特筆に値する。あんなにわかりやすい悪党、なんで警察にいられるのかね。「ドーベルマン」並みの怪演を見せてくれた。ただ、あまりにこってりくどいんで、ちょっと辟易の感も否めない。オレは、「ニキータ」の硬派な指導官や、「恋におぼれて」の情けなライバル男の方が、ホントは好きなのね。

ラストでは、まるで「北斗の拳」のような秘技を、ジェット・リーが披露する。さすがに、「アタタタタタタター」とは言わなかったけど。秘孔ひと突きで、カリョは体中の穴という穴から血を吹き出して死んでいく。かなり残酷な死に方でした。確かに相当悪いヤツなんだけどね。大体、どうやってこんな技覚えたんだ。会得するまでに、どれだけの人間を殺したのやら。中国4000年の技、あなどれません。

ジェット・リーのキャラがいささか弱いものの、これがあったから、「ダニー・ザ・ドッグ」も生まれたのよね。二人の才能の出会いに感謝、の一作でした。

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キス・オブ・ザ・ドラゴン (Kiss Of The Dragon)

監督 クリス・ナオン 主演 ジェット・リー 2001年 フランス/アメリカ映画 98分 アクション 採点★★★★ 人の好みの方向性は、13~4歳で決定付けられるらしい。どおりで中学校の頃聴いていた音楽や、夢中になって観ていたタイプの映画に身体が抵抗できないわけだ。コールド

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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