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バーバー

「未来は今」に続いて、コーエン兄弟食わず嫌い解消第2弾。DVDで鑑賞した。
観客の予想を裏切る展開、独特のシニカルな視点など、これはまさしくコーエン兄弟らしい作品だ。このタッチがしっくり来る人には、たまらんのでしょう。ていうか、世の絶賛を受けてるから、そういう人の方が大多数のはず。

オレはどうもダメなのね。他人の人生の顛末を、完全に第三者の視点で描くやり方が、どうしても冷たく感じられる。まあ、だいぶ慣れてきたから、拒否感はかなり減ってはきたんだけど。

いつも寡黙な床屋のダンナ、ビリー・ボブ・ソーントン。浮気する妻、フランシス・マクドーマンドに怒りをぶつける代わりに、その相手の男、ジェームズ・ガンドルフィーニを脅迫して金をせしめる。ところが、脅迫がばれちゃって、はずみで男を殺してしまう。そして捕まったのは、浮気相手で会社の金をちょろまかしていた妻。自分の罪を告白することなく、弁護士を雇って、能面のごとき顔で妻を助けようとする。でも妻は拘留中に自殺。自分は、心騒ぐ少女から突然迫られて事故を起こし、意識を取り戻すと犯行がばれてる。結局死刑を宣告されたので、事の次第を書いてるというわけ。

これって、ものすごい悲劇なのに、全然哀しさを感じない。これは、作り手が彼らを可哀想と思っていないからだ。あくまで他人だ。第三者だ。哀れむどころか、面白おかしく取り上げようとする姿勢さえ垣間見える。この感覚に、どうしても違和感を覚えるのだ。

出演陣は、誰もがいい演技を披露してくれる。特に、最近とみに気になるスカーレット・ヨハンソンは、ロリコンオヤジならずとも、なんかそそられるものがある。この娘のために一肌脱いでやりたいとソーントンが思っても、全然変だと思わない。幼さと色気が中途半端に入り混じって、不思議な魅力を放っている。ちょっと持ち上げすぎかもしれないけど、お気に入りなんだから仕方ない。

光と影のコントラストも見事。車が飛ぶあたりは、これぞコーエンというショットだ。映画として優れた場面がたくさんある。それは認める。

でも、やっぱり心の底から楽しめないのよね。食わず嫌いじゃないのだ。食った上で、口に合わないんだ。あらためて、彼らとの相性の悪さを感じてしまった作品だった。面白くないわけじゃないのよ。相性が悪いの。残念だけど。

そのとおりと思ったら、ポチッ!

Comment

[216]

はじめまして、こんばんは。
トラックバックさせて頂きました。
映画のレビューがたくさんあって、凄く参考になります。
また、お邪魔させてもらいますね。
ではでは、失礼致しました。

[217]

>マイコさん
はじまして。こちらこそよろしくー。
駄文ばっかりですが、ヒマで死にそうなときには、
多少役に立つかもです。
また遊びにきてくださいねー。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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