ラスト・オブ・モヒカン

先日観た「ALI アリ」に気を良くして、マイケル・マンの1992年の出世作をビデオで鑑賞。
マン監督だから、男の、男による、男のための映画かと思いきや、さにあらず。これは女性のための映画だ。間違いない。

だって、ここまで愛され守られたら、女冥利に尽きるってもんだろう。確かに男なら誰が惚れてもおかしくないマデリン・ストウだけども、彼女のためにあそこまで勇敢に、自分を捨てて戦えるかって言われたら、それは自信がない。男から見てもあこがれるぐらいだから、女から見たらたまらんでしょ。

そんなカッコよすぎるヒーロー・ホークアイを、ダニエル・デイ・ルイスが熱演。あの端正なルックスもずるいよね。あれが普通のインディアンだったら?インディアンがダメということじゃない。ルイスにはかなわんだろうと思うのよ。まあ、うまい設定というしかない。

ただ、ちょっとかわいそうだったのは、ホークアイたちに殺されるこの映画の悪役、ヒューロン族のマグワたちだ。彼らは、家族を「灰色の髪の男」に殺された。だから、その復讐として「男」とその家族を皆殺しにしようと、執拗に追い続ける。

「恨みはわかるけど、家族に罪はないだろう」と、共感はできないキャラだった。だけど、ホークアイと兄弟同然のウンカスや、愛する人の妹アリスが死ぬと、ホークアイと酋長は復讐の鬼となって、彼らを殺してしまうのだ。

これじゃ、ホークアイもマグワも一緒じゃん。いやいや、復讐をやり遂げてしまった分、ホークアイの方が上を行ってるよ。これって、どうなのかな。そりゃ怒り煮えたぎるのはわかるけど、それまでマグワ悪いヤツ、って感じで引っ張ってきてるせいで、急にホークアイに冷めちゃうのよね。マグワは殺さずに逃がした方が、感動アップしたんじゃないのかな。

まあでも、マデリン・ストウに感情移入してる女性だったら、そうは考えないんだろうね。「私を守ってくれたんだから、それでいいのよ。何の文句もないわ」となると思われる。やはりこれは女性向けの映画だ。それはそれでいいのかも・・・。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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