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たどんとちくわ

無料で観られるオンラインシアター「GyaO」で鑑賞。市川準監督の作品は、実はこれが初めて。どんな演出をするのか興味があった。
<たどん>
タクシーに乗っても、こっちから話しかけることはないけど、向こうから世間話をふられることはよくある。圧倒的に多いのは天気の話。あとは、ナイターの状況とか、最近の大きな事件とか。

その程度の話なら、こっちも大人だから、「そうですねえ」とか「なるほど」とか、相槌ぐらいは打つ。でも、気分が乗らない時はトーンも低くなるし、自然と会話は続かなくなる。こっちはそれでも全然構わない。特に積極的に話したい方でもないからね。

この役所広司みたいなのに当たったら、かなり滅入るだろうなあ。大体、人づきあいがへたくそで、それまでの仕事がうまくいかなかった人間が、無理に話なんかしなくてもいいのに。しかも、客のリアクションが気に入らないと、あからさまにそれを顔に出す。お前、それだから今まで失敗してきたんだよ。困るね、こんなヤツ。根津甚八に完全に同情しちゃった。

話しかける職業と言えば、理容師もそうだね。最近は、黙ってればほっといてくれる店も増えたけど、昔は必ず散髪とトークはセットだった。客とのコミュニケーションを図って、リピーターにしようという意図なんだろうけどね。そういうの苦手な人もいるのよ。オレみたいに。いろいろ質問されても、自分のこと語るのが不得手なんだから。イヤだったなあ、アレ。

<ちくわ>
こういう三文文士って、本当にいるのかね。過去の栄光にすがり、ありもしない地位を周りに強要する。客商売なら、そりゃ「先生先生」って呼ぶわな。そう呼ばれたくてお店に入り、ちやほやされてそれに甘んじる。「板さん呼んで」なんてマネ、いかにもしそうだ、こういう人種は。「音信不通」なんて色紙もらったって、迷惑なだけだよ。気を悪くしないよう、「深いですねえ」なんておべんちゃら言ってあげるけど。

小難しい言葉を並べて、周囲の愚民をあざけり、自分の境遇を嘆く。でも、あんなモノローグ、真に受ける必要なし。なんの意味もないんだから。気取ってるのは本人だけ。鼻持ちならんとは、まさにこの男のことだ。

監督は、こういう輩に個人的な恨みでもあるのかな。そう思えるぐらい、痛烈な風刺だ。文壇の人々は、この映画観ても、「オレのことじゃない。オレはこんなことしない」って思うんだろうね。でも、大体「先生」って呼ばれて持ち上げられる人たちって、ろくなやつがいない気がするよ。まあ、持ち上げる方もいけないんだろうけどね。

<総括>
この映画を、市川版「バカヤロー!」と評する向きもあるようだけど、視点が全然違う。あっちは、「わかるわかる、その気持ちは」と共感を得る流れだが、こっちの二人はそんなの無理だもん。こんなやつらとは、しっかり距離を置きたいもん。

それから、主人公のダメダメぶりを観て、「他山の石としよう」なんて自省するのも、今回はやめておく。だって、単純に思うから。「あんたたち、おかしいよ」って。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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