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ほえる犬は噛まない

「殺人の追憶」が衝撃的だったポン・ジュノ監督。彼の劇場デビュー作だ。期待しないわけにはいかない。DVD借りてきた。
コメディだから、「殺人の追憶」とは違うだろうとは予想していた。でも、ただのコメディでもなかったね。そのセンスは注目すべきところがある。しかし・・・。

別に犬大好きってわけじゃないけど、それでもこの映画を受け入れるには、ちょっと抵抗感じました。犬肉を食う国だから、こういうのも全然アリなんだろうが、日本にはそんな文化ないんでね。犬を飼ってかわいがってる人だったら、一体どうなるんだ?

主人公が犬嫌いなのはともかく、冒頭から犬の首を吊るわ、クローゼットに監禁するわ、あげくの果てに屋上から投げ捨てるわで、これには正直ドン引きした。ブラックな笑いが狙いなのかもしれないけど、限度があるよ。

ボイラー室で犬鍋を作る掃除人。こっちの方が、直接犬を食べちゃう点において、残酷度が高いように見える。虐待はしても、食べるまではしない主人公の方が、まだマシなように思える。でも違うね。だって、韓国では犬食べるんだもん。好きな人がいてもおかしくはない。ましてやこの掃除人は、死んだ犬しか食べてないよ(一匹目はクローゼットの中で死んでいたんだろう)。食べるための屠殺は、ある意味必要だけど、腹立つから殺すのは共感不能。人畜無害な顔して、2匹の犬をその手で殺めた主人公の方が、ずっと怖いよ。

そんな男でも、将来の展望も開けず、奥さんに虐待される姿を見せられると、一瞬かわいそうになる。だまされそうになる。でもやっぱりダメね。心の奥底で拒否しちゃうのよ。ラスト近く、犬殺しの犯人だと気づかせたあと、女は靴を探して男に渡す。これは、犬殺しを許したという意味にとれるけど、普通許すか?にっくき逃亡犯でしょ?ショックでおばあちゃんまで死んでるんだよ。あれを流せれば、この映画も楽しめるんだろうが、無理なものは無理。評価しようにも無理。

脇のエピソードも、ひとつひとつが長くて困る。ボイラー・キムの話なんて、いつまでやるんだと思った。TV出演のイタズラも、コンビニまで100メートルのくだりも長い。車のサイドミラー壊すのもイマイチ。あれをずっと持ってるけど、だからどうだっての?

女が屋上で犬を救出するときの、黄色い応援団は面白いと思った。ああいうセンスは嫌いじゃない。一緒に応援してたもんね。彼女は普通の感覚の持ち主だから。演じたペ・ドゥナは、服装も髪型もダサくて、あんまり魅力は感じなかったけど、DVD特典のインタビューでは、バッチリメイク&ヘアーで、すっごいべっぴんさんだった。いかにも女優って感じ。変われば変わるんだね、女って。

阪本順治監督は、本作も「殺人の追憶」もベタぼめ。同業者から見ると、絶賛すべき手腕なんでしょう。素人のオレにはよくわからず。あ、「殺人の追憶」はいいよ。次回作は、あっち系統でお願いしたい。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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