クジラの島の少女

アカデミー賞の主演女優賞に最年少でノミネートされた、ケイシャ・キャッスル・ヒューズ。彼女の演技が観たくて、DVD借りてきた。
これは、マウイ族初の女性族長が誕生するまでの、苦難の日々を描いたお話だ。しかも、その最大の障害は、現族長のおじいちゃんだってんだから、孫もかわいそう。

伝統を軽んじるつもりはないけど、女性だってリーダーの資質を備えた人は、少なからずいる。女性は、場の雰囲気を大事にするから、論理的な思考さえあれば、その辺の男なんかよりよっぽど優秀だよ。少なくとも、パイケアにはその能力が備わっている。だって、あんな頑固じじいの迫害にも耐えて、逆に「おじいちゃん大好き」なんて言うんだから、懐広いよね。まさに、伝説の人物の生まれかわりだ。

村の少年の誰もが見つけられなかった、クジラの歯の首飾りを見つけ出し、伝説の通りにクジラに乗っちゃうところまで見せられたら、いくらストーンヘッドなじじいでも、涙を流さないわけにはいかない。彼も必死で伝統を守ろうとした。それを乗り越えたんだから、パイケアは立派な族長だ。まだ子供だけど、そんなの関係ない。マウイの未来は明るいぞ!

ひたむきな表情が、とっても魅力的なケイシャ。ちょっと間違うと、ただのいい子ちゃんか、こまっしゃくれたクソガキになっちゃいそうな役どころだ。なのに、しっかり魂込めて演じてました。世界の大絶賛はダテじゃないね。

日本でも、女性天皇を認めるかどうかとか、大阪府知事が土俵に上がっちゃダメだとか、似たような問題が結構ある。要は、男とか女とかじゃなくて、それにふさわしい人物かどうか、じゃないのかな。有能な女性は、無能な男たちを尻目に、社会の表舞台でどんどん活躍すればいい。それを認めない男は、所詮それだけのもんでしょ。

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Comment

[78]

こんにちは。
この映画観て、感動しました。
なんというか、ひとつの社会のなかで、伝統や伝説がどういうものなのかの例を見せてもらったような気がします。
>要は、男とか女とかじゃなくて、それにふさわしい人物かどうか、じゃないのかな。
そうですよね。
ぼくは、男ですが、そう思います。
ふさわいしい人が、上にたって、活躍してくれたほうが、いいですよね。
書いてみると、あたりまえのことなんですが、そのふさわしいってことを、誰が決めているのかっていうとこにも、問題がありそうな予感がします。

[79]

>slowcdさん
男が中心になっている伝統って、
それなりの理由があるのかもしれないけど、
今の時代には合ってないんでしょうね。
伝統だから、何でも守ることが大事と思ってる人と、
そう思ってない人は、なかなか理解しあえない。
本当は難しい問題なんだろうけど、この映画は、
その答えの一つを見せてくれてると思います。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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