私は告白する
犯人のケリーって、ホントに悪いやつだね。移民という弱い立場を差し引いても、恩を仇で返すことに何の呵責も感じないクズ野郎には、まったく同情の余地なし。映画を観ていて、ホントに腹の立つ犯人って、なかなかいないものよ。ヤツは最低でした。
そんな犯人にいいように利用されて、殺人の濡れ衣を着せられるモンゴメリー・クリフト神父。告白の守秘義務に縛られて、身の潔白を証明できない。しかし、それも神の与えたもうた試練と思ったのか、自ら逮捕され裁判を受ける。
いきなり裁判に場面が進んだのでびっくりした。たいていの映画なら、有罪か無罪か、大体想像つくんだけど、この映画ばっかりはわからなかった。無罪にはなってほしかったけど、裁判中に犯人がボロを出したりするなら、つまらんと思っていた。神父の関係ないところで白黒つくなら、意味がないから。
全然違ったね。疑わしきは罰せずで、無罪にはなる。でも、判事は遺憾のコメントをつけるし、世論は完全に敵にまわってしまう。これは有罪なみに辛いだろう。モンゴメリー・クリフトの、苦難をじっと耐える演技がすばらしくて、観ていて一緒に受難してました。
真犯人だとバレて逃げまわり、撃たれて死ぬ寸前に、自分勝手に許しを請うケリー。そんな地獄行き確定のクズ野郎にも、十字を切ってあげる神父。彼こそまさに聖職者だ。仕事に対する姿勢や生き様を見せてくれた。ただのサスペンスかと思ってたのに、感動してしまった。名作だね。
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そんな犯人にいいように利用されて、殺人の濡れ衣を着せられるモンゴメリー・クリフト神父。告白の守秘義務に縛られて、身の潔白を証明できない。しかし、それも神の与えたもうた試練と思ったのか、自ら逮捕され裁判を受ける。
いきなり裁判に場面が進んだのでびっくりした。たいていの映画なら、有罪か無罪か、大体想像つくんだけど、この映画ばっかりはわからなかった。無罪にはなってほしかったけど、裁判中に犯人がボロを出したりするなら、つまらんと思っていた。神父の関係ないところで白黒つくなら、意味がないから。
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真犯人だとバレて逃げまわり、撃たれて死ぬ寸前に、自分勝手に許しを請うケリー。そんな地獄行き確定のクズ野郎にも、十字を切ってあげる神父。彼こそまさに聖職者だ。仕事に対する姿勢や生き様を見せてくれた。ただのサスペンスかと思ってたのに、感動してしまった。名作だね。
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