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ナチュラル・ボーン・キラーズ

先月観た「トゥルー・ロマンス」に続いて、タランティーン脚本による他人監督作品第2弾。きっと、タラは気に入らんできなんだろうけど、オリバー・ストーンがどんな過激に映画にしたのか興味があった。DVD借りてきた。
いやはや、ストーンが好きそうな、物議狙いな作品だ。タランティーノらしさは消え失せ、ストーン監督のストレートな荒々しさが全編覆っている。演出方法は斬新で、最初から最後までまったく飽きることなく見せてしまう。その手腕は素晴らしい。

ただ、52人を殺しまくったカップルに肩入れできず終わってしまう映画でもある。暴力描写に慣れきっている現代人に一石を投じるために、あえて逆説的な手法を取ったという監督の意図は、そう言われればその通りで、まさに思う壺にはまってしまってる。でも、だからこの映画は素晴らしい!と絶賛する気になれないのも皮肉なものだ。まさに必要悪のような映画。でも映画って、必要悪になる必要があるの?

ウディ・ハレルソンとジュリエット・ルイスは、期待通りのネジぶっとび演技。すごいけど、予想通りでもあった。共感できない分、賞賛にも天井がある。トミー・リー・ジョーンズの田舎者刑務所長ぶりも、すごいけどやりすぎ。演技とオーバーアクションのギリギリラインだ。観てて面白いのは確かだけど。

そんな中で一番のっていたのが、ロバート・ダウニー・ジュニアだ。視聴率を稼ぐために、名前を売らんがために、さらなる過激さを求めて突っ走る、狂ったメディアの申し子。刑務所暴動中に、人殺しに目覚めて切れまくる彼はすごい。思わず笑うしかない。もうお前みたいな奴は、人を殺そうが殺すまいが、価値的には一緒だよ。

もしこの映画、ラストを「俺たちに明日はない」みたいにしたら、ずいぶん感じも変わったんだろうな。もっといい評価を得たかもしれない。でも、あえてそれをしなかったのは、タラの脚本がそうだったのか、監督の意図を貫くためなのか。あんな後味悪いハッピーエンドも珍しい。これ以上ないくらいに派手に死んでほしかったとも思う。

内容的には今ひとつ乗れなかった。でも、評価を低くするのは、なんか申し訳ない。限度知らずなストーン監督を嫌いになれない自分は、この映画も酷評できないのだ。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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