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スパイダー 少年は蜘蛛にキスをする

お気に入りクローネンバーグ監督の話題作を、まだ観ていなかった。DVD借りてきた。
統合失調症(って今言うのよね)の男、レイフ・ファインズが、手帳にこまごま書き連ねながら、自分の少年時代の記憶を思い起こす。その場に、大人になった自分が立ち会うという表現は、冒険的でクローネンバーグらしい試みだ。

最初は、すべて事実だと思って観ていた。でも、どう考えても少年スパイダーが見てるはずのない場面も出てきて、「ああ、この部分は、彼の空想(妄想?)なんだな」とわかるようになった。ちょっと気づくの遅かったけどね。

だから途中まで、ガブリエル・バーンは本当に奥さんを殺して埋めたひどい殺人鬼だ思っていたし、娼婦イヴォンヌはミランダ・リチャードソンの二役だってわからなかった。恥ずかしながら。本当はそんな犯罪犯してるわけないバーンが、スパイダーに「お前、本当にオレがお母さん殺したと思ってるのか?」と問い詰める真剣なまなざしを見て、「あれ?おかしいな」って思ったのよ。遅いよね、きっと(笑)。

それまで貞淑な雰囲気の母親が、何かのきっかけで色事に目覚めたかして、人が変わっちゃったように見えたんだろうね。その理解不可能な現実を、少年は勝手な空想で穴埋めして、その空想に我慢できなくなって、あんな事件を起こしちゃったんだ。

このストーリーを理解するには、思考力をフル回転させながら観ないといけない。しかし一方で、展開は淡々としていて、時に眠気に襲われた。約100分の映画だったけど、鑑賞はきわめて難儀だった。正直、つらかったね。

DVD特典のインタビューでも、かなり哲学的なことを語っていたクローネンバーグ。言わんとすることはわかるんだけど、映画自体がわかりにくくなってきてる気がする。どんなにグロテスクでも、SF的でもいいから、もう少しコマーシャルなフィルムを希望します。勝手なファンでごめんなさい。

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Comment

[674] こんばんは

トラバ、ありがとうございました。

こちらから何度もトラバ送ったのですが、システムのせいか反映されなくてごめんなさい。

ところで、この映画は今までのクローネンバーグ作品と違って、なんか哲学的と言うか難解な面がありましたよね。あれだけグロテスクがうりの彼の作品とはちょっと違うなって感じがしました。

[675] >David Gilmourさん

コメントありがとうございます。旧サイトにTBいただいたので、お返ししました。これからもよろしくお願いします。

この映画は難解でしたねー。難解で淡々としていると、どうしても眠くなってしまいます。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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