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ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ

デ・ニーロファンを自称していながら、彼を劇場で観るのはなんと「ジャッキー・ブラウン」以来。こりゃいかん。自らを戒めて劇場へ。
この映画、宣伝方法を間違えてる。「シックス・センス」を持ち出したら、超自然スリラーを期待して観にくる観客もいるんじゃないの。どこを切っても、心霊的な演出なんかなく、あくまでサスペンス映画なのに。

さらには、「父と娘の絆が生むヒューマニズムあふれる感動のドラマ」とあるが、完全ネタバレで言うならば、父が娘を殺そうという話の、どこに温かいヒューマニズムがあるんだい?「今まで目にしたことがない《超感動スリラー》と呼ぶにふさわしい」って言うけど、こんなおぞましい展開のどこに超感動するんだろうか。ちょっと20世紀FOXさん、何でも言えばいいってもんじゃないよ。ここまで来れば、映画ファンに対する裏切りだ。

てなわけで、ネタバレ全開で行くことにする。デ・ニーロがチャーリーだと気づいたのは、エリザベス・シューが窓から墜落した場面。それまでは、チャーリーがエミリーの妄想なのか、実在する人物なのかわからなかった。気づく人は、もっと早く気づくんでしょうけどね。オレって、こういう騙し映画には騙されたいクチなので、基本的に推理しないのよ。その方が、楽しいでしょ?

考えてみれば、普通のお父さん役なら、何もデ・ニーロが演じなくてもいいんだよね。去年見た某作品も、同じ感想を持ったっけ。クセのある役者にとって、こういうサイコな役は演じてて楽しいんだろうね。でも、彼の場合、「タクシー・ドライバー」や「ザ・ファン」の方が、もっとはじけてたなあ。比べちゃうと本作は、まだぬるめな感じがする。

エリザベス・シューも、もっと出番あるかと思ったら、あっさり殺されちゃって、思いっきり役不足。アカデミー賞女優にやらせるほどの役じゃないよね。

ダコタ・ファニングにしても、観ていてつらい。それだけ達者な演技ということなんだけど。彼女はハツラツとしてる方が、やっぱりいいなあ。

エミリーが最後に描いた、2つの頭の自画像。あれはどういう意味?エミリーも二重人格ってことなんだろうけど、それが意味するものは?もう一人のエミリーは、映画のどこかに出てたの?「えっ?」と考えさせるラストにしようとしたんだろうけど、その意図するところがわからず、煮え切らない。

この映画はフィクションだけど、娘とのコミュニケーションがなかなか取れなくて、実際映画と同じような状態のお父さんって、結構いるんだろうなあ。「うちの娘も、まったくあんな感じだ」なんて言ったりして。でも、お父さん、あなたの頭の方がおかしいのかもしれませんよ。そう考えると、かなり怖いスリラーよね、これって。

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Comment

[51]

初めまして!
私も最後のエミリーの自画像の意味が?だったりします。
エミリーにも、誰にでももう一人の自分が現れる可能性があり、実はその兆候がもう…?てことかなと勝手に解釈してました(笑)
Taoさんの感想や解説は分かりやすくて、「あぁ、そうだよなぁ」と思うことが多々ありました。
私も、もっと映画観なきゃ!と意気込んでます(笑)
『Shall we Dance?』の方も今日観ているのでどちらもトラックバックさせて頂きました♪
最初に犬のこと語ってますが、後からちゃんと映画の話してますので…;
すいません;(笑)
それでは、また遊びにきますね!!

[52]

>さちさん
双頭エミリーには、ちょっと邪悪なものを感じるのよね。映画の中で、特にひどいエミリーは別人格だったのかなって、後から考えると思う。例えば、人形の顔をへこましたり、保安官に死を予告したり・・・。もう1回観ると、もっとはっきりするかも。
私の駄文は、ホント好き勝手に書いてるから、気にいってもらえたら、こんなにうれしいことはないです。
さちさんも学生忙しいと思うけど、映画は多感な10代にどれだけ観たかで、その後の人生、結構違うと思います。いい映画いっぱい観てくださいね。んで、また遊びに来て!

[53]

DVDのもう1つのエンディングは
そのものスバリ
エミリーが精神病院に入れられてました。
ベッドで寝てるエミリーがキャサリンに
「扉は開けておいて」
「それはできないの」
部屋の外はは病院ってパターンでした。
でも果たしてエミリーに異常があったとは
思えないので、なんで?って感じでした。

[54]

>タンタンさん
なるほど。そういう終わり方ですか。
でもちょっと飛びすぎですね。
エミリーも本当はおかしかった、というのは、
上映版と一緒でなんでしょうけど。
劇場でしか観てないと、そういうDVDおまけわからないので、
教えていただけるありがたいです。

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ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ #653

2005年 アメリカ 102分 サイコサスペンス。名優ロバート・デ・ニーロと天才子役ダコタ・ファニングがずっと出ずっぱりで、SFXバリバリのホラーとは一線を画すような、ねちーっと、じとーっとした展開が続く。サスペンス風の音響や演出はあるものの、2人で飽きさせない展開

映画『ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ』

原題:Hide and Seek決まって深夜2時6分に目覚める(我に返る)そして謎めいて恐ろしいことが起きている、なにがどうなのか訳の分からないまま、物語は進むサイコスリラー・・ 心理学者のデヴィッド・キャラウェイ(ロバート・デ・ニーロ)は、妻アリソン(エイミー・アーヴ

すべては1枚の絵に・・・  ハイド・アンド・シーク  暗闇のかくれんぼ

「ハイド・アンド・シーク  暗闇のかくれんぼ」2005年 アメリカ

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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