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わが命つきるとも

1966年度アカデミー賞で8部門ノミネート、作品賞、監督賞、主演男優賞、脚色賞など主要部門を総なめした名作中の名作だ。以前録画してあったビデオを観た。
聞けばヘンリー8世って、すんごい暴君だったみたい。やることなすこと好き放題。結婚、離婚も計6回!なんじゃそりゃ。このアホンダラ国王を、豪快に演じるのがロバート・ショウ。出番は一瞬だけでも、インパクトは絶大だ。惜しくも授賞はならなかったけど、彼も助演男優賞ノミネート。存在感は抜群だ。

そんな国王ににらまれて、数々の謀略に苦しめられるトマス・モア卿。彼の誠実さ、思慮の深さ、信仰の厚さ、身の潔さ、どこを切っても素晴らしい、傑出した英雄だ。ポール・スコフィールド、顔も渋いが演技も渋い!自分を貫き通す信念の男を、静かに熱く演じきってる。

あの時代、彼の沈黙は、本当に雄弁だったのだろう。でも、だからと言って、彼に忠誠心がないと断罪して、死刑にするなんて、異常すぎる。国王も、その側近たちも、法の番人たちも、みんな狂ってる。見ていて腹が立つ。中傷、曲解、偽証、初めから決まってる判決と、ホントにひどい裁判。まさに茶番。有罪の判決のあと、本心を叫びあげるトマス・モア。あれは心に突き刺さったよ。

でも、自分が同じ立場に立たされても、彼と同じ行動はきっと無理。自分や家族が大事だもん。絶対マネできない。マネできないからこそ、彼の生き方は心を打つ。尊いと思う。

美術や衣装は本格的で、画面に重厚さを与えている。でも、決して華美でも派手でもない。びっくりするような見せ場もない。でも、トマス・モアの気高い生き方を見てるだけで、並みのアクション映画以上の興奮を味わえる。こんな一見地味な映画に対して、作品賞を与えるアカデミー賞に良識を感じたのは、オレだけじゃあるまい。いい映画でした。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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