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フランケンシュタインの花嫁

モンスターレガシーコレクターズBOX」の中の1本。先日観た「ゴッド・アンド・モンスター」で再現された、怪物映画の名作だ。順番的にはこっちを先に観るべきだったが、仕方ない。
死んだと思われたモンスターが死んでなかったという、前作を否定するとんでもない設定から始まる。前作のとってつけたようなハッピーエンドは完全無視。そう、これは決してマジメな作品ではないのだ。DVDの特典映像では、映画史家なんていう不思議な職業の人たちが口々に、「モンスター映画の最高峰」なんて褒めてる。でも、そんな大層な映画じゃないでしょ、これ。

だって、前作は、少女の溺死がものすごく衝撃的だったのに、今度は冒頭いきなり、その両親をあっさり殺しちゃう。あのあっさりさは、絶対に笑いを狙ってる。でなきゃ、まともな感性じゃない。

マッド・サイエンティスト、プリトリアスにそそのかされて、またまた人造人間作りに加担するフランケンシュタイン博士。あんた、アホかい?学習しなさいよ、少しは。ただ、プリトリアスに食われて、存在感は薄い。

プリトリアス、モンスターの花嫁よりも、あんな小さなビン入り人間を何人も作る方が、よっぽどすごいじゃない(あの場面の特撮は、とても自然ですばらしい)。モンスターの花嫁の脳も、自分で作ったって、あっさり言うし。なんなんだ、この人いったい(笑)。

モンスターが、盲目の老人に歓迎される場面は、「ヤング・フランケンシュタイン」のパロディを先に観ていたので、「ああ、これか」と。これも順番が逆よね。片言の言葉を話す姿も変だが、いつのまにかかなり流暢にしゃべるようになっちゃって、これもびっくり。非常にすぐれた学習能力だ、モンスター。

最初のクレジットでは、花嫁モンスター役の女優が「?」になっていて、誰がやるのかと思っていたら、なんと名優エルザ・ランチェスター。冒頭、メアリー・シェリーを演じていながら、化け物もやらせちゃう、このおかしさ。遊んでるとしか思えない。生き返ったと思ったら、ギャーとわめくばっかりだし。挙句の果てに、モンスター自身に実験室を破壊され、みんなお陀仏。

美辞麗句の高評価は、この映画にはそぐわない。ジェームズ・ホエールが、前作の成功で得た自由な裁量権を行使して、好き勝手に楽しんで作った映画という気がしてならない。大体、「フランケンシュタインの花嫁」ってタイトル自体、意味おかしいし。

そういう見方をした上で、面白かった。ホエール監督、天才かも。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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