スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

トゥルー・ロマンス

脚本を買い取られただけのタランティーノが、気に入らない出来だというから、期待半分不安半分で観た。
嫁に「恋愛映画借りてきた」と言って観始めたら、恋愛映画に興味なしの嫁は、冒頭すぐのカンフー映画を断られるあたりから寝たようだ。パトリシア・アークエットが銃ぶっぱなして、ブルー・ルーの手先の情けな顔の暴力変態おやじを殺すところから起きたらしい。「初めからちゃんと観たい」というので、1週間レンタルだからあとで観れば、と言うと、「ラスト観ちゃったからもういい」・・・映画が趣味じゃない人間とは感覚が違う。

タラの作る世界・物語・台詞をゲタに履いて、トニー・スコットが一級のエンタテインメントに仕上げている。でも、不満たらたらなタラの気持ちもわかる。きっと、トニー・スコットのうま~い作り方が鼻についたんだろう。タラなら、もっと不細工に作るはず。そしてもっと熱くマニアックに。トニーが完成度10点、熱い度5点なら、タラはその逆だったろう。どっちにしても合計は同じだけど。

ゲイリー・オールドマン、サミュエル・L・ジャクソン、デニス・ホッパー、クリストファー・ウォーケン、ブラッド・ピット、トム・サイズモア、ヴァル・キルマー(エルヴィス役とは気づかなかった)と、主演級の役者(しかも曲者ぞろい)を贅沢に使った2時間は、ファンにはたまらんものがある。タラなら、違うキャスティングしたに違いないが。

脇が豪華なせいで、クリスチャン・スレイターが薄い。彼が特段意表を突いた行動をするかというと、そうでもない。彼がコールガールに惚れて、ポン引き殺して、間違ってヤク手に入れて、ハリウッドで売りさばこうとして、いろんな人巻き込んで、巻き込まれた人みんな死んじゃう。彼は単なるストーリーの運び役である。そのストーリーを違和感なく進ませる役柄にはぴったりだった。そういう意味で適役。

しかし、こういうオタクだけど熱い男を主役にするあたり、タラだよなー。ヤツの願望、恋愛妄想を映画にしたって感じ。トニー・スコットだから、そのへんがスマートで一般客が観られる出来に仕上がったけど、タラが作れば、「いやー観てて恥ずかしー!でも面白い!」になったんだろうな。

音楽だって、タラならもっと凝りに凝ったとこだろう。タラの凝り方は、オタクが知識をひけらかしてるようで、センスはいいんだろうが、押しつけが強すぎて疲れる。ハンス・ジマーのスコアは、バイオレンスな内容に対して、恋愛映画の典型のような温かいメロディで、これまたセンスの良さを感じる。自分的にはこっちの方がいいかなー。

全体的には満足な出来だった。タラだったら、もしかしたら、何かしら飛びぬけるところがあって、大傑作になったかも。わからんけど。

そのとおりと思ったら、ポチッ!

Comment

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://creview.blog67.fc2.com/tb.php/22-8b7687ff

«  | HOME |  »

タイトル一覧/記事検索


最新記事


記事ランキング

アクセス解析


最新トラックバック


最新コメント


カテゴリ


プロフィール

Tao

Author:Tao
性別:♂
子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


リンク



【BDもDVDもBOXで!】


【あの映画をお手元に!】





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。