スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

誘拐犯

「ユージュアル・サスペクツ」の脚本家が監督した、ちょっと気になるキャストの犯罪ドラマ。楽しみにして鑑賞。
これは西部劇なのだ。オープニングの音楽を聞いてそう思った。かなり技巧的な作品かと思ってたが、そういうのは今回はなし。高い場所から狙い撃ちするモーテルでの銃撃戦や、雰囲気たっぷりの売春宿でのクライマックスなんか、完全にウエスタンだ。

でも、西部劇の面白さをあんまり感じたことのない自分には、飛びぬけるところがなく、期待はずれに終ってしまった。主役二人が勝負に負けて倒れて、死んだかどうかわからんラストも、なんか西部劇な感じでいいのだが、それ以上にはならない。

各登場人物のいわくありげなところが、期待感を盛り上げてくれはしたが、妊婦誘拐の場面のやりとりや行動、変なテンポのカーチェイスなどは、まさしくアイディア先行型。映像にしてみたら違和感あって、冒頭からなんとなくおかしい。もう少しで魅力的になるキャラクターも、役柄のせいか演じ方のせいか演出のせいか編集のせいか、どうものめりこめない。代理母誘拐というテーマが面白いだけに、もったいない。裏世界の人間だけで展開されるストーリーは、ダークな感じばっかりで魅力に乏しい。もっと誘拐ものの王道を行く展開の方が良かったんじゃないか。

とはいうものの、画面から匂ってくるほどのベニチオ・デル・トロのうさんくささや、イメージ一新汚れ役ライアン・フィリップの意外な好演は、この映画の存在価値の一つだ。これで、観客が共感できる場面があれば、間違いなく傑作になったものを。

ジェイムズ・カーンの「これから老いぼれを見たら、生き残りだと思え」には唸った。これは彼ならではの台詞だ。心に残った。でも、どうやって誘拐犯の居場所にいきなり現れることができたんだ?謎な展開も心に残る。

さらにネットには、ジュリエット・ルイスがジェイムズ・カーンの娘だ、という情報があったが、どこをどう観たらそうなるのだ?もしホントなら説明不足である。もう少しわかりやすくしてくれ。

というわけで、完成度は低い。でも、異色作ゆえにけなしっぱなしにもしたくない。微妙な作品である。

そのとおりと思ったら、ポチッ!

Comment

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

Trackback

http://creview.blog67.fc2.com/tb.php/20-3644a954

«  | HOME |  »

タイトル一覧/記事検索


最新記事


記事ランキング

アクセス解析


最新トラックバック


最新コメント


カテゴリ


プロフィール

Tao

Author:Tao
性別:♂
子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


リンク



【BDもDVDもBOXで!】


【あの映画をお手元に!】





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。